このような課題はありませんか?
M&Aは事業成長の中で重要となってくる1つの戦略ではあるが、M&A実行に踏み切れる企業が日本においてごく少数です。実行できたとしても期待したシナジーを実現できず、投資リターンを回収できないといった失敗事例が多発しています
- M&Aに関する知見を持つ人材が限られている
- 属人化しているため、M&Aを経営戦略として有効活用できない
- 社内に一貫した戦略が存在せず、高値掴みとPMI(買収後の経営統合)のまずさが原因となり、シナジー効果の発現が期待を下回るケースが多発している
- もともとシナジー効果が期待できそうにない会社を買収する失敗、ターゲットの選定ミスも起きている
コロニーは効率的かつ効果的なM&Aを実現するための社内ガイドライン及びマニュアル作成をご支援し、事業戦略フェーズからM&Aに一連のプロセスのご支援が可能です
- M&A戦略策定支援
- M&Aプレーブックの作成により、効率的かつ効果的なM&Aを実現するための社内ガイドライン及びマニュアル作成をご支援
- M&AプレーブックによりM&Aを経営戦略の一つとして活用できる体制の構築
- プレーブック作成プロセスにおいて、経営戦略を見直すことで、M&Aに限らない投資戦略(例:新規事業投資) の洗練化に貢献
- M&A実務支援
- 市場調査等におけるターゲティング選定
- ビジネス・ファイナンシャルデューディリジェンス
- 交渉・LOI
- PMI
- 経営統合計画策定
- 短・中期期計画実行とプロジェクトマネジメント
コロニーのM&Aサービス一覧
M&Aプレーブック作成支援サービス
- 投資戦略の策定・実行・実行後の三段階におけるガイドライン及びマニュアル策定を以下の項目等の実施によりご支援いたします。
- 作成の過程により経営戦略、投資戦略が明確化され、成果物としてのM&Aプレーブックに加え、作成プロセス自体が付加価値をもちます。
- Pre:
- 貴社経営陣、社員ヒアリング
- 貴社過去事例調査
- デスクトップ調査による貴社現状分析
- 関連事例調査、シナジーが期待できる業種・マーケット調査
- In:
- 対象企業打診ルート調査
- 社内投資検討案件調査
- 対象企業面談同席(希望があれば)
- 過去の投資案件プロセス及び契約書整理・パターン分析
- Post:
- 貴社経営陣、社員、投資先経営陣(希望があれば)ヒアリング
- 統合計画策定フロー確認、計画事項調査
- 競合企業・シナジーアイテム分析
- 経営会議等の社内会議への参加(希望があれば)
M&Aプレーブックとは?
M&Aプレーブックは、 経営戦略をもとに作成する、M&Aを含む投資戦略に関する意思決定を行うためのガイドラインであり、M&A検討のための社内基準等を定めたマニュアルです。
ガイドライン
- M&Aにおける意思決定の指針
- M&A以外の投資戦略にも適応
- 新規事業
- アライアンス、資本業務提携
- 研究開発投資等
マニュアル
- M&A検討時に踏むべき手順・検討事項を定めた基準
- 事前検討事項
- 実施すべき手続
- 検討すべき環境・条件
- 買収対象を定める基準等
M&Aプレーブックと他サービスを比較すると以下の通りです。
M&Aプロセス
買収先選定
- M&A戦略の策定
- 市場規模・成長性・競合・規制などの調査
- 事業性の検討
M&A対象企業選定
- 公開情報等による調査
- M&A対象企業選定
- 買収形態オプション
- 交渉のプランニング
ビジネスデューディリジェンス
- 財務健全性検討
- 税務リスク検討
- 事業計画の達成可能性検討
- 業務プロセス・ITインフラの健全性
- シナジー及び統合リスク検討
最終交渉・契約
- バリュエーション
- 買収ストラクチャリング案検討
- 買収契約書ドラフト
- 売り手との交渉
事業統合の準備
- 真の統合シナジー実現プランの作成(DayXプラン)
- 統合プロジェクト・オフィスの組成
- クロージング監査
- 取得原価配分
新会社のオペレーション開始
- DayXプランに向けた統合実施
- 業務プロセス統合
- シナジーの実現
- 統合効果の定期モニタリング
M&Aプレーブックの導入効果
M&Aプレーブックを導入することでM&A実行のスピード、M&Aの適切性、M&A実施に向けたコスト、収益性の4点において便益が得られます
スピード
- 投資案件の効率的かつ効果的な発掘ができる
- 計画策定や体制構築の時間を短縮することが可能になる
- M&A実行と新規事業立ち上げの比較等、異なる粒度の経営戦略比較をする誤りを回避し、迅速にプロジェクトを始動・完結可能
適切性
- 部署、役職、職種を超えて共通の基準(ガイドライン)により適切な投資判断を行うことができる
- シナジー創出等の案件特有の業務に集中することができる
- 過去のナレッジの集約と活用を容易に行うことができる
- メンバー間の共通認識がないままの案件実行による経営判断ミス回避
コスト
- M&Aアドバイザリー会社等への依存度(費用)を抑制することができる
- 計画策定や実行における人的コストの削減が可能
- M&A仲介会社から精度の低い持ち込み案件及びその検討に対する リソース浪費の回避可能
収益
- プレーブックを導入することで、ディールの適切性が向上し、シナジー実現の可能性が拡大する
- シナジー実現の可能性が上がることで、M&Aの成功確率が向上する
- ファイナンスの観点から期待値が向上し、結果的に収益性の向上につながる