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【事例あり】RPAコンサルタントとは?なり方、仕事内容、必要スキル、年収、独立の方法など徹底解説!

RPAコンサルタントは、現在人気の高まっているコンサルタント職の一つです。これからの時代にRPAコンサルタントとしての仕事ができるのか気になっている方も多いでしょう。

本記事では、PRAコンサルタントの仕事について紹介します。RPAとは何か、RPAコンサルタントは何をするのか、今後の需要があるのかどうか、キャリアとしてどういったものが考えられるのかということや、必要なスキルなどを総合的に解説します。

RPA・RPAコンサルタントについて

まずは、RPAおよびRPAコンサルタントがどういったものなのか、全体像について把握しましょう。RPAコンサルタントを目指すのならば、RPAについて理解しておくことが大前提です。

RPAコンサルタントとは何か、現在なぜ注目を浴びているのか、そして今後の見通しとRPAコンサルタントの仕事内容について解説します。

RPAとは

RPAとは「Robotic Process Automation」の略で、社会に関わるさまざまな業務をロボットが担うこと、もしくはそのためのロボットおよびソフトウエアシステムのことを指しています。RPAは別名を「仮想知的労働者(Digital Labor)」と呼ばれることもある、今後の時代には欠かせない労働力です。

RPAが普及するようになった背景には、AIの技術や機械学習の技術が向上したことがあります。2010年頃からインターネットとつなげてさまざまな学習をすることができるようになったAIは、近年さらにディープラーニング(深層学習)の技術を向上させ、医療や物流、災害対策などを筆頭に、ありとあらゆる分野で活用が進んでいます。RPAもその一環です。

RPAの特徴は、ただのAIというわけではなく、業務を自動的に処理できるソフトウエアである、というところにあります。これまで人が行っていたこと、人にしかできないと思われていたことを、あらかじめプログラムすることで自動化するのです。同じ作業を繰り返すような業務においては、ソフトウエアが業務を代行すれば、人が行うのに比べてミスもなく、素早く業務を終えることができます。

RPAの仕組み

では、RPAはどのような仕組みで動くのでしょうか。RPAを動かすためには、まず動作を「記録」し、それを「実行」するプロセスが必要です。

RPAを記録する際にはRPAツールを使い、RPAによって実行させたいプログラムを組んでいきます。パソコンを使い、実際の操作を記録する方法が手軽でしょう。あるいはRPAツール上で、操作のプロセスを記入し、プログラミングすることも可能です。こうしたプログラムは、自動でパソコンを操作できることから「ロボット」と呼ばれます。

いずれかの方法でプログラムを記録したら、任意のタイミングでプログラムを実行する段階です。プログラムを実行すると、人が作業をする必要なくパソコンが自動的に動き、指示したとおりの動きをします。これがRPAの動く仕組みです。

RPAが注目される理由・メリットデメリット

RPAが注目されている理由の一つが人手不足です。日本では少子高齢化のため人手不足が深刻化しており、今後もこの傾向は続くでしょう。足りない分の人手をRPAで補えば、限られた人材を有効に配置できます。

続いて、人件費の問題があります。企業にとって人件費は膨らみがちで、企業収益にも大きく影響を与える存在です。また政府から要請されている働き方改革では、残業を削減し労働者の労働時間を短縮することが求められています。通常、残業を減らそうと思えば新規の雇用を増やさなければならず、人件費の削減にはなかなかつなげられません。RPAを導入することで残業や新規雇用の必要性が減り、コスト削減につながるでしょう。

単純作業における人為的ミスの削減も、RPAの大きなメリットの一つです。通常、人が行う作業は単純かつ大量であるほどミスが起こりやすいものです。その点RPAの作業にはミスがありません。

一方、RPAは決められた作業を繰り返すロボットになるため、ケースバイケースの判断を必要とする作業には向かないのがデメリットです。また、RPAで実行している業務を人が把握できなくなる、いわゆる「業務のブラックボックス化」が進みやすいのも難点で、問題を防ぐ努力が必要になるでしょう。

RPAの今後の見通し

RPAコンサルタントを目指すにあたって、RPAの今後の見通し、RPA市場の動向は気になるところでしょう。

RPA市場は、今後も急速な成長拡大が見込まれています。2019年以降、日本国内のRPA市場の成長幅は、毎年約300億円にのぼります。そして今後も、こうした成長フェーズは続くと考えられています。

RPAの活用が日本で注目され始めたのが2019年頃ですが、この頃はどの企業でも試験的なRPA導入に留まり、大企業のなかの小規模な部署や業務で限定的に使われていました。しかし2020年以降はこの動きが徐々に拡大化し、大企業での全社的なRPAの導入、積極的な活用例がみられるようになってきています。

今後のRPA市場が拡大するとみられている要因は、大企業においてRPA戦略が功を奏している実績から公共事業、地方自治体での導入が進む傾向にあることと、中小企業もRPAに注目し始めていることです。また大企業でも引き続き、優秀な人材をコア業務へ投入するため、バックオフィス業務におけるさらなるRPAの活用が拡大すると考えられています。これに伴い、RPAコンサルタントの仕事内容もますます増加する傾向にあるといえるでしょう。

RPAコンサルタントの仕事内容

RPAコンサルタントの仕事内容は、上に紹介したようなRPA関連の業務についてコンサルティングを行うことです。

具体的には、まずクライアントの会社において、RPA導入を必要としている業務を選定します。業務内容を総合的に見て、どの部分がRPAに適しているかを見極めなければなりません。次に、これらの業務においてRPAを導入した場合の費用対効果を提示します。

また、該当の業務に対してRPAツールを選定し、導入を行うのもRPAコンサルタントの仕事です。どのRPAツールならば効率良く最適な利用ができるのか、高い効果を出せるのかといった判断も必要になります。これは費用対効果にも関わるものです。

利用するツールが決まったら、実際に導入し、運用のためのロボット開発、テストを行います。運用に関するルールの作成や、クライアントが継続して社内での運用を希望しているようなら運用スタッフの育成も必要です。最終的には、RPAを取り巻くシステムの変更によってRPAが正常に動作しなくなる可能性も考慮に入れつつ、継続的な運用、保守を行います。

RPAコンサルタントのキャリア

RPAコンサルタントは、どのようなキャリアを築いていくことができるのでしょうか。RPAコンサルタントに必要とされるスキル、年収や需要、キャリア設計について解説します。

RPAコンサルタントに不可欠なのは突出したITスキルですが、それ以外にもいくつかのスキルが必要です。また年収や需要は基本的に高く、今後も同様の状況が続くと考えられています。具体的にどのようなキャリアが築けるかを見てみましょう。

RPAコンサルタントに必要なスキル

RPAコンサルタントに必要なスキルは、何といってもAIおよびITに対する総合的な知識や操作スキルです。RPAソフトウエアにはさまざまなIT技術が活かされているため、全般的な知識を持つことでクライアントに最適なソフトウエアの選択、利用につながります。RPAシステム開発などに携わった経験があればなお良いでしょう。

また、直接ITに関わるものでなくとも、プロジェクト管理のスキルはRPAコンサルタントにとって重要です。コンサルティングを行うなかで自分でスケジューリングをしたり、施策や業務内容などをマルチに管理したりしなければなりません。

最適なRPAソフトウエアを導入、運用し効果をあげるためには、クライアントに現在の業務内容やプロセス、必要とされていることなどを詳細に聞き取り、スケジューリング等のやりとりを行う必要もあります。クライアント側の社員とスムーズなやりとりを行うためのコミュニケーションのスキルも、RPAコンサルタントにとって必要なスキルであるといえるでしょう。

RPAコンサルタントの年収

RPAコンサルタントの年収は、平均額で500万円~900万円です。コンサルタントの経歴やスキルによってもさまざまですが、求人ベースでは年収提示額が3,000万円を超えることもある人気の職業であるといえます。

RPAコンサルタントおよびRPAエンジニアなど、RPA関連はまだ業界が拓けて日が浅いため、現在は著しい人材不足のただ中にあります。したがって、どの求人も総じて年収は高めの設定です。これらの求人のうち、どの程度のものに応募できるかはRPA関連、あるいはIT関連の経験の深浅によっても異なるでしょう。

RPAコンサルタントはクローズド求人も多いことから、一般的な求人広告を検索してもなかなか年収が把握できません。IT関連に強い人材派遣会社などに登録し、自分に適した条件や年収の求人を紹介してもらうことをおすすめします。

RPAコンサルタントの需要

RPAコンサルタントの需要は、現在すでに急激に拡大しており、今後もさらに大きくなると予想されています。

需要拡大の背景には、さきほど「今後の見通し」として触れたとおり、RPA市場の急拡大があります。2018年度から現在にかけて、RPA市場は年平均で50%以上の成長幅をみせているという調査結果も出ており、2023年度の市場規模は約1,520億円にのぼる想定です。

同時に、働き方改革の推進もまたRPA需要の拡大をもたらす原因の一つです。政府主導で多様な働き方を推進するというこのプロジェクトには、長時間労働を解消するという目的が含まれています。労働基準法に基づく残業への規制も強くなり、過剰な残業が違法とされるなかで、労働力不足を補う担い手としてRPAへの注目は高まるばかりです。

このような背景のなか、RPA関連の求人数は前年比6倍の勢いで急増しており、需要は高まっている、今後とも高まる傾向が続くといえます。各コンサルティングファームがRPAコンサルタントの求人をかけていますが、現在は人材不足が続いているため、RPA開発やIT関連の経験を持つ若手SEがRPAコンサルタントとして採用されるケースが多々ある状況です。

RPAコンサルタントの忙しさ

RPAコンサルタントは多忙な仕事です。これは、RPA案件が多く人材として引っ張りだこであるという理由以外にも、RPA案件の取り扱いの難しさが原因として挙げられます。

RPAツールを扱うにあたって、案件の要望を満たすロボットを開発することは、RPAの知識があればさほどに難易度が高いものではありません、RPAの難しさはむしろロボットが完成した後、その運用フェーズにあります。

まず、RPAを導入すると、それまで人が行っていた作業をロボットが行うようになるため、作業内容を把握する人がいなくなる「業務のブラックボックス化」がおこる可能性が高まります。また複数のRPAロボットを動かすなどシステムの内容が複雑化し、開発者が異動したり退職したりすることで、IT部門にもシステムの内容が把握できなくなることもあります。こうしたRPAは「野良ロボット」といわれるRPAのリスクの一つです。

またRPAは、周辺システムの仕様変更などが原因で動作を停止してしまうことがあります。RPAが動作を停止すると、業務全体が滞るリスクがあるため、RPAコンサルタントはこれらのリスクにも対応しなければならず始終忙しい仕事となるのです。

RPAコンサルタントとしての働き方

RPAコンサルタントとして働くには社員として企業に所属するほかに、ファーム、Sier、フリーなど、さまざまな選択肢があります。

社内にRPAの知見がある人を求めている企業で、社内RPAコンサルタントやSEとして勤める方法は安定的です。RPAの知見を広める人材として企業に所属するという方法もあるでしょう。

コンサルティングファームに所属するのも、RPAコンサルタントとしては一般的です。実際に、有名コンサルティングファームではRPAコンサルタントの求人が多く行われています。したがってRPAコンサルタントとして、ITに特化したファームに所属すれば、多くの仕事を得られるでしょう。

SIer(エスアイヤー)もまたRPAコンサルタントが活躍できる業者です。SIerとはシステム開発、運用などを請け負うサービス会社で、コンサルタントの仕事ももちろんあります。

また独立起業し、フリーのRPAコンサルタントとして活躍することも可能です。営業などの手間はかかりますが、自分の理想とする働き方ができるかもしれません。

RPAコンサルタントのキャリア事例

近日公開予定

RPAコンサル事例集

コロニー株式会社にて実際に扱ったRPA関連コンサル事例をご紹介いたします。

RPAコンサル事例①

近日公開予定

RPAコンサル事例②

近日公開予定

RPAコンサル事例③

近日公開予定

まとめ

RPAコンサルタントは、企業が多様な働き方をサポートすべきこれからの時代に需要の高まっている仕事です。RPA市場の伸びも著しく、いまだ人材不足の業界で、現在は多くの求人が集まっています。

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