フリーコンサルタントの平均年収・案件単価とは?おすすめエージェントを紹介

「フリーランスコンサルタントの年収・単価はどれくらい?」
「コンサル独立で失敗しないためにはどうすればいい?」
と疑問をお持ちの方はいませんか。
近年はフリーランス向けの案件が増加傾向にあり、月単価100万円を超える案件も少なくありません。
しかし、フリーコンサルタントは厳しいという意見も一部見受けられます。
今回の記事では、フリーランスコンサルタントの年収・単価をはじめ、年収体系、年収アップのためのポイントについて解説します。

目次
フリーランスコンサルタントとは?

フリーランスコンサルタントとは、自らの知識や経験を活かして独立し、企業や個人に対してコンサルティングサービスを提供する個人(個人事業主)のことです。
専門的な知識やスキルを持ち、さまざまな業界や組織に対して戦略的な助言や問題解決の支援を行います。
企業に所属せずに個人で活動するため、自身のスキルや経験を活かしたり、自由な働き方を実現したりしたい人にとっては、魅力的な働き方と言えるでしょう。
フリーコンサルタントの今後の市場と成長予測
現在コンサルティング市場は急速に拡大しています。
特にデジタル化のニーズが高まっていることから、市場の拡大に拍車がかかっているのです。
総務省の情報通信白書によれば、2020年度のAI市場は前年度比19.9%増で、2025年度には1,200億円に到達すると予想されています。
これにより、AIやIT関連のコンサルティング需要も引き続き高まると予想できるでしょう。
また、フリーランス市場全体も拡大しており、2023年には前年比で10%以上の成長が見込まれています。
このことから、日本国内におけるフリーランスコンサルタントの需要は年々増加傾向です。
参考:情報通信白書|総務省
フリーランスコンサルタントの年収・単価

ここでは、フリーランスコンサルタントの年収・単価を確認していきましょう。
コンサルタントのタイプによっても年収・単価が変わってきます。
以下で代表的なコンサルタントの年収・単価をまとめました。
フリーランスコンサルタントの種類 | 年収・単価 |
---|---|
ITコンサルタント | 月単価:50万円~180万円程度 年収:1,200万円~1,800万円程度 |
戦略コンサルタント | 月単価:70万円~150万円程度 年収:1,200万円~1,500万円程度 |
財務会計コンサルタント | 月単価:100万円~150万円程度 年収:1,000万円〜 |
Webコンサルタント | 月単価:50万円~120万円程度 年収:1,000万円程度 |
M&Aコンサルタント | 月単価:80万円~150万円程度 年収:600万円程度 |
人事コンサルタント | 月単価:60万円~150万円程度 年収:1,000万円程度 |
フリーランスコンサルタントの年収体系

フリーランスコンサルタントの年収体系についても確認しておきましょう。
稼働時間制
稼働時間制とは、稼働時間によって報酬が決まる報酬体系です。
案件情報に「稼働率◯%」と記載されている場合、稼働時間によって報酬が決まります。
例えば、稼働率100%と記載されている場合、1日8時間×週5日の稼働時間に対して報酬が支払われます。
稼働率20%と記載されている場合は、週8時間の稼働に対して報酬が発生します。
プロジェクト制
プロジェクト制とは、プロジェクト単位で報酬が発生する仕組みです。
稼働時間を問わず、参画するプロジェクトによって報酬が変わってきます。
プロジェクトの規模やポジションによっても報酬にバラつきがあります。
基本的にはプロジェクトが終了するタイミングで契約も終了します。
定額契約制
定額契約制とは、契約期間中に一定の報酬が支払われる仕組みです。顧問契約、もしくはアドバイザリー契約と呼ばれることもあります。
ただし、定額契約制の場合は高度なスキルが求められることが多く、中長期的なサポートが前提となっているものが多いです。
フリーランスコンサルタントが年収を上げるためのポイント

それでは、フリーランスコンサルタントが年収アップするにはどうすればいいのでしょうか?
以下で、年収アップのポイントを紹介します。
自己ブランディングと専門性を確立する
自己ブランディングはフリーランスコンサルタントにとって不可欠です。ポジショニングを明確にし、クライアントに自分の専門性や価値をアピールしましょう。
以下のポイントに注意しましょう。
- 自分の強みを活かしたユニークな価値提案を作り出す
- オンラインプレゼンスを確立し、信頼性と専門性をアピールする
- 明確なポジショニングを持つ 特に専門性を強化する
継続的な学習とスキルアップを行うほか、業界のトレンドやニュースも把握しておきましょう。
高額案件を扱うエージェントに登録する
年収アップを目指している場合、高額案件を扱うエージェントを中心に活用しましょう。
エージェントによって案件の単価相場が異なります。
マッチングのみを行うサービスは単価のレンジが幅広い傾向にあるため注意してください。
Expertyは、フリーランスのDX/ITエンジニア・PM/PMO・コンサルタント向けの案件紹介サービスです。
運営元のコロニーは大手上場企業120社以上とのコンサルティングプロジェクトを手がけており、低マージンかつ高額案件を豊富に紹介しています。
スキルアップと自己啓発に取り組む
フリーランスコンサルタントの年収アップには、常に新たなスキルの習得と業界トレンドへの追従が重要です。
まず、自身のスキルセットを広げるために、新たなスキルを習得しましょう。
市場の需要が高いスキルや技術に注目し、それに関連するトレーニングやコースを受講することで、自己啓発を図りましょう。
マーケットニーズを把握し報酬設定のポイントを押さえる
フリーランスコンサルタントが年収アップするためには、マーケットニーズを把握し、報酬設定のポイントを理解することが重要です。
自身の専門分野や業界におけるニーズや課題を明確に把握することで、需要の高い分野や領域を見極めることができます。
市場調査や競合分析を通じて、顧客やクライアントが抱える問題や期待する価値を把握しましょう。
加えて、複数のエージェントに登録し、案件の単価相場を理解することをおすすめします。
フリーコンサルタントの年収に関するよくある質問

ここでは、フリーコンサルタントの年収に関するよくある質問に回答します。
フリーコンサルタントは厳しい?
フリーコンサルタントは厳しいと言われることがあります。
主な理由は以下の通りです。
- スキルアップが難しい
- チームをマネジメントする経験を得られない
- 自分でトラブルを解決する必要がある
- 上司や同僚と協力してアウトプットの質を高められない
一方で、フリーコンサルタントとして働くメリットも多くあるため、メリットとデメリットを踏まえた上で自分に合った働き方を見極めましょう。
コンサルタントがフリーランスになるにはどうすればいい?
フリーランスとして独立したい方は、まず案件の獲得を目指しましょう。
エージェントに登録したり、知り合いに紹介してもらったりして、案件を獲得します。
副業が許可されている場合、まずは副業からスタートするのも一つの手段です。
案件を継続的に獲得できるようになったら、フリーランスとして独立すると良いでしょう。
未経験者はフリーランスのコンサルタントになれる?
未経験からフリーランスコンサルタントを目指すことは可能です。
しかし、フリーランスには即戦力としての役割が期待されるため、希望通りの案件を獲得することは容易ではありません。
コンサルタントの経験がなくても専門スキルがある場合は、案件を獲得できる可能性はありますが、そうでない場合はまずコンサルタントとして経験を積むことをおすすめします。
副業フリーコンサルタントの単価目安は?
副業フリーコンサルタントの単価は、コンサルティングの内容や稼働時間によっても変わってきます。
副業で人気のあるスポットコンサルティングの場合、1時間あたり5,000円〜3万円程度が目安です。
ハイスキルが求められる案件の場合は、スポット案件であっても10万円以上の単価がつくことがあります。
フリーランスコンサルタント向けのエージェントならExpertyがおすすめ

フリーランスとして独立して年収アップを実現したい方は、Expertyを活用してみましょう。
Expertyとは、コロニー株式会社が運営する案件紹介サービスです。
フリーランスのコンサルタント向けの案件を豊富に抱えており、ご希望条件に沿った案件を紹介しています。
リモートワークや週10時間〜などの案件も豊富に取り揃えており、まずは副業からスタートしたいという方にもおすすめです。
ユーザー登録はわずか3ステップで時間がかかりませんので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

今回の記事では、フリーランスコンサルタントの平均年収や単価について解説しました。
コンサルタントの種類によっても異なりますが、フリーランスとして独立することで1,000万円以上の年収を目指すことが可能です。
ただし、高単価案件を獲得するためには高度なスキルや実績が求められます。
効率的に案件を獲得したい方は、ぜひExpertyに登録してみてください。
月単価100万円以上の案件を豊富にご用意しています。

記事監修者の紹介
アメリカの大学を卒業後、株式会社NTTデータに入社。
コンサルティングファームへ転職しデロイトトーマツコンサルティング・楽天での事業開発を経て、取締役COOとして飲食店関連の会社を立ち上げ。
その後、コロニー株式会社を創業。