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外資コンサルタントの仕事内容や年収は?ファーム所属のメリット・デメリットも解説

外資コンサルタントの仕事内容や年収は?ファーム所属のメリット・デメリットも解説

外資系コンサルタントは、海外資本のコンサルティングファームに勤めるコンサルタントを指します。

グローバル案件や大型案件を取り扱うことが多く、ハードワークな印象を持つ人も多いです。

しかし年齢や性別関係なく平等に評価される環境なため、アグレッシブに業務に打ち込めるメリットもあります。

企業の経営層と関わる機会が多い職種なため、具体的な業務内容まであまり知られておらず、労働環境がイメージしづらい人も少なくありません。

そこで本記事では、外資系コンサルタントの仕事内容や年収、ファームに所属するメリット・デメリットについて解説します。

外資系コンサルタントへの転職を考えている方や、コンサルタントとしてよりエネルギッシュに働きたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

外資系コンサルタントとは?仕事内容を解説

外資系コンサルタントとは?仕事内容を解説

外資系コンサルタントは、クライアント企業の経営課題の解決を目指したアドバイスやサポートを行う職種です。

企業からの依頼を受けたのちプロジェクトチームを組み、3ヶ月〜半年程度の期間でコンサルティングを行います。

プロジェクト開始後の業務内容は、以下の流れで遂行されます。

  • クライアント企業の業界調査、ヒアリング、情報収集
  • 情報の整理や分析、仮説の立案
  • 戦略の策定と提案
  • 実行、サポート
  • 結果検証、新たな課題調査、アフターフォロー

さらに外資系コンサルティングファームでは、役職ごとに担当する業務が大まかに割り振られています。

役職 担当する業務内容
アナリスト(アソシエイト) クライアント企業に関する情報収集や分析、分析結果の報告など。
コンサルタント(シニアアソシエイト) クライアント企業の問題解決に向けた情報収集や課題調査、仮説設定、戦略の策定や提案など。
チーフコンサルタント(プロジェクトマネージャー) プロジェクトチームの統括や部下の指導、ファーム内の労働環境改善など。
プリンシパル(シニアマネージャー) プロジェクトの指揮や統括、ファームにおける社員教育や採用活動、新規案件の獲得など。
パートナー(ディレクター) 案件における最終決定、ファームの経営方針や意思決定に関与。ファームにおいて重大な権限・責任を持つ。

なお、コンサルティングファームごとに、役職の呼び名や担当業務は多少異なります。

以上の通り、外資系コンサルタントはクライアントだけでなく、様々な役職のチームメンバーと協力し合い、プロジェクトを遂行しなければなりません。

さらに、外資系コンサルティングファームでは大型の海外案件や、他オフィスとの連携も絡むため、ビジネスレベルの英語力が求められます。

外資系コンサルティングファームの年収は?

外資系コンサルティングファームの年収は?

外資系コンサルティングファームは比較的年収が高い傾向にあり、昇給スピードも早いです。

本章では、外資系コンサルティングファームの年収の特徴について3つ解説します。

  • 年収は成果次第で大きく変動する
  • 役職別の年収目安
  • 独立すると年収が上がりやすい

年収アップを狙って外資系ファームへの転職を考えている方や、コンサルタントとして独立を考えている方は、参考にしてみてください。

年収は成果次第で大きく変動する

外資系コンサルティングファームでは、勤続年数・性別・年齢よりも、コンサルタント個人の実績や能力が評価されます。

そのため、プロジェクトの成果次第では日系ファームよりも昇給しやすく、早期のキャリアアップも目指せます。

また、日系コンサルタントの平均年収が500〜1,200万円に対し、外資系コンサルタントは、700〜1,400万円と高いです。

役職別の年収目安

外資系コンサルティングファームでは、役職ごとに平均年収が大きく異なります。

役職 平均年収 コンサルティング経験目安
アナリスト(アソシエイト) 500〜800万円 0〜3年
コンサルタント(シニアアソシエイト) 900〜1,400万円 0〜6年
チーフコンサルタント(プロジェクトマネージャー) 1,000〜2,000万円 2〜10年
プリンシパル(シニアマネージャー) 1,300〜2,500万円 5〜15年
パートナー(ディレクター) 2,000万円以上 7年以上

ファームごとに役職名や数値は異なり、表には該当しない役職や給与も存在します。

なお、給与額は基本給とインセンティブ(ボーナス)で構成され、昇格のタイミングで大幅に給与額が上がります。

外資系ファームはコンサルタントの実績を評価するため、20代のうちに年収が2,000万円を超えるコンサルタントも珍しくありません。

また、外資系コンサルティングファームの平均勤続年数は3〜4年で、ファームで経験を積んだのちに独立するコンサルタントは少なくありません。

独立すると年収が上がりやすい

独立後の年収は会社員時代の1.2〜2倍程度と言われており、1年目から1,000万円を超える場合も珍しくありません。

特にコンサルタントは経営に関する専門知識や高度な問題解決能力を備えているため、独立後すぐに高額案件を獲得しやすいのが特徴です。

フリーランス向けにコンサルティング案件を紹介している「Experty」では、200万円以上の高額案件も取り扱っています。

登録3分程度で、すぐに案件にアクセスできますのでぜひご覧ください。

 

外資系コンサルティングファームの種類4つ

外資系コンサルティングファームの種類4つ

外資系コンサルティングファームには、それぞれ得意とする経営課題のジャンルがあり、大きく4つの系統に分けられます。

  • 戦略系コンサルティングファーム
  • 総合系コンサルティングファーム
  • 組織・人事系コンサルティングファーム
  • FAS

基本的に経営に関するコンサルティングを行いますが、細かい部分の業務内容が異なります。

戦略系コンサルティングファーム

クライアントに対して、経営課題の洗い出し・戦略の立案と提案など、経営戦略アドバイスを主に行い、M&Aや長期的な経営戦略、新市場参入、新製品開発など、様々な事業戦略の構築を得意としています。

【代表的な戦略系コンサルティングファーム】

  • マッキンゼー アンド カンパニー
  • ボストン コンサルティング グループ
  • ベイン アンド カンパニー
  • A.T.カーニー など

戦略系ファームは少数精鋭で、コンサルタントとしてハイレベルな能力が求められる分、年収も高めです。

クライアントは大企業が多く、経営層と関わる機会が多いのも特徴です。

ただし必ずしも大きな利益が得られるわけではなく、近年では総合系コンサルティングファームに買収されるファームも増えています。

総合系コンサルティングファーム

クライアントの経営課題について、幅広くコンサルティングを行います。

【代表的な総合系コンサルティングファーム】

  • アクセンチュア
  • デロイト トーマツ コンサルティング
  • KPMGコンサルティング
  • PwCコンサルティング など

総合系ファームは、業務改善のアドバイスや、システム導入時のサポートを行ったりなど、幅広くコンサルティングを行うのが特徴です。

そのため、大手戦略系ファームの社員数が数百人程度に対して、大手総合系ファームは数千人〜1万人以上と多いです。

近年、ビジネスにおいてもIT化が急速に進んでおり、総合系ファームではAIやIoTといった最先端技術を得意とする人材を積極的に採用する傾向にあります。

また、急成長したIT系ファームや専門系ファームが、総合系ファームに転換した影響もあるとされています。

組織・人事系コンサルティングファーム 

クライアント企業の組織改革・人事制度の改革などを得意とするファームです。

【代表的な組織・人事系コンサルティングファーム】

  • タワーズ ワトソン
  • マーサー ジャパン
  • コーン フェリー ジャパン
  • グロービス など

人事だけでなく、福利厚生・給与や報酬制度・評価制度・退職金給付制度の改革まで、組織や人事に関わるコンサルティングを幅広く行います。

近年では企業風土を考慮した上で、社員教育や研修などの人材能力開発を行ったり、M&Aにおける組織構築・人事制度改革のサポートも手がけます。

FAS

FASは「Financial Advice Service」の略称であり、企業の資金繰りや財務・労務に関するアドバイスやサポートを行います。

【代表的なFAS系コンサルティングファーム】

  • KPMG FAS
  • PwCアドバイザリー
  • デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー
  • EYストラテジー アンド コンサルティング など

クライアント企業の金融や財務に関する領域を得意とし、主に多国籍企業や上場企業などを対象にコンサルティングを行っています。

金融・税務に関する知識を得るために、公認会計士や税理士資格を取得しているコンサルタントも少なくありません。

コンサルティング業界でも高いスキルを兼ね備えているコンサルタントが多いため、業界内での評価や、新卒就職先・転職先としての人気も高いです。

外資系コンサルタントとして働くメリット・デメリット

外資系コンサルタントとして働くメリット・デメリット

本章では、外資系コンサルタントとして働くメリット・デメリットについて解説します。

  • 外資系コンサルタントとして働くメリット4つ
  • 外資系コンサルタントとして働くデメリット2つ

外資系コンサルタントは、比較的年収が高い傾向にありますが、ハードワークなどのデメリットも存在するため、転職を考えている方はギャップを解消するためにもぜひチェックしてみてください。

外資系コンサルタントとして働くメリット4つ

外資系コンサルタントとして働くメリットには、以下の4つが挙げられます。

  • 性別関係なく能力に応じて平等に評価
  • 年収が高め
  • プロジェクト終了後は長期休暇が取りやすい
  • 将来性がある、キャリアパスで有利に働く

前述している通り、外資系コンサルタントは性別・年齢に関係なく成果を平等に評価するため、実力さえあれば昇給・昇格の可能性が十分にあります。

さらに、数ヶ月に及ぶプロジェクトの終了後は、2〜3週間程度の長期休暇も取得できる場合もあります。

キャリアパスにおいても、外資系コンサルタントは英語スキル・コミュニケーションスキル・経営に関する専門知識など、あらゆるスキルにおいて高いレベルを持っているため、転職や独立に強いのも大きなメリットです。

外資系コンサルタントとして働くデメリット2つ

外資系コンサルタントとして働くデメリットには、以下の2つが挙げられます。

  • Up or Out(昇進かクビか)の精神
  • 激務の場合がある

外資系コンサルティングファームでは、コンサルタントの成果が平等に評価される分、結果を残せないコンサルタントはクビ、もしくは自主退職を選択するケースが多いです。

外資系コンサルティングファームならではの、企業風土とも言えるでしょう。

また、クライアント最優先であるため、稼働時間やプロジェクト内容、戦略策まで全てをクライアントに合わせる必要があります。

そのため、プロジェクト期間中は休日出勤や長時間残業を余儀なくされるケースも少なくありません。

外資系コンサルタントの3つのキャリアパス|未経験転職は可能?

外資系コンサルタントの3つのキャリアパス|未経験転職は可能?

外資系コンサルタントに転職する場合、以下のような転職例があります。

  • 日系コンサルファームから転職
  • 大手企業から転職
  • コンサルタント未経験でも転職は可能

コンサルタント未経験から外資系コンサルタントに転職する場合の「望ましいスキル」や「採用されやすいポイント」についても併せて解説します。

日系コンサルファームから転職

コンサルタント経験者は外資系ファームへの転職において、十分評価されやすい対象です。

外資系ファームへの転職はハードルが高いと思われがちですが、近年はコンサルティング業界の市場拡大に伴い、優秀な人材確保が急がれているため、以前よりは採用されやすい傾向にあります。

また、転職時はコンサルタント特化型の転職エージェントの利用がおすすめです。

転職におけるトータル的なサポートが受けられる場合が多く、現在の自分に必要なスキルが明確になるため、対策しやすくなるでしょう。

大手企業から転職

外資系コンサルタントを目指す方の中には、前職の専門分野を活かして転職活動を行う方が多くいらっしゃいます。

外資系コンサルティングファームは、それぞれ得意とする専門分野があるため、クライアント企業の業界によっては、高度な専門知識が要求されます。

転職を成功させた方の前職の業種は幅広く「IT・通信系・広告・商社・半導体・物流・エネルギー・金融・医療・士業・官公庁」など様々です。

転職においては、前述したコンサルタント特化型の転職エージェントの利用がおすすめです。

履歴書の作成やコンサルタントに必要なスキルについて学びつつ、転職活動が行えます。

コンサルタント未経験でも転職は可能

コンサルタントが未経験でも、外資系ファームへの転職は可能です。

外資系ファームでは、地頭が良く、ポテンシャルがある人材を積極的に採用する傾向があり、20代後半〜30代前半の採用率が高い傾向にあります。

しかし、市場拡大に伴う採用者数の増加傾向はあるものの、一般的に難易度が高めなのが現状です。

未経験から外資系コンサルタントを目指す場合は、コンサルタントとして要求されるスキルをつけておくことが重要です。

【外資系コンサルタントに必要な基本的スキル】

  • ビジネスレベルの英語スキル
  • コミュニケーションスキル
  • 論理的思考スキル
  • 経営や業界の専門知識 など

外資系コンサルティングの場合、種類によっては士業などの資格を取得していると、転職時に有利に働きます。

また、前職での経験・実績・専門知識やスキルなども重要視されるため、履歴書作成や面接時には最大限にアピールすると良いでしょう。

外資系コンサルタントへ転職するためのポイント

外資系コンサルタントへ転職するためのポイント

外資系コンサルタントへの転職は難易度が高いですが、「経歴・年齢・英語スキル」の3つを抑えておくと、採用確率が上がります。

第一に、前職の業界で培った専門知識や実績次第では採用される可能性が高いです。

また、コンサルタント業務はハードワークが求められることも多いため、転職時の年齢は30代前後が望ましいとされています。

加えて、外資系コンサルティングファームでは海外支社との連絡や、プロジェクト内での英語でのやりとりが必要な場面があるため、ビジネスレベルの英語力(TOEIC700点以上)は必須です。

このように転職の難易度が高いので、外資系コンサルティングに特化した転職エージェントを利用する人も少なくありません。

外資系コンサルタントを目指す方は、紹介したポイントを抑えて、時には転職のプロの手を借りることも視野に入れて動くようにしましょう。

好条件の案件獲得はExperty

好条件の案件獲得はExperty

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コンサルタントとして今後のキャリア設計を広げていきたい方は、ぜひご活用ください。

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まとめ

外資系コンサルタントは、クライアントの経営課題の洗い出し・戦略の策定と提案・課題解決のサポートまでを行います。

さらに外資系ファームは、総合系や人事系など得意とする分野に特徴があるため、大きく4つの系統に分けられます。

平等に実力で評価されるため、昇給や昇格スピードが速いのも特徴です。

ただし一般的にハードワークなイメージが強く、実際に外資系コンサルタントは3〜4年程度で転職、もしくは独立するケースが多いです。

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