ITコンサルタントの副業が注目されている理由は?怪しい案件の見分け方とは

「ITコンサルタントは副業できる?」
「副業を禁止しているコンサルティングファームは多い?」

と疑問をお持ちの方はいませんか。

近年は副業を解禁する企業が増加しており、ITコンサルタントの中にも副業を始める人が見られるようになりました。

今回の記事では、ITコンサルタントの副業が注目を集めている理由やITコンサルタントが副業を始めるメリット、副業案件の報酬などについて解説します。

副業案件を効率的に探せるエージェントサービスも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ITコンサルタントは副業できる?

そもそもITコンサルタントは副業できるのでしょうか?

以下で、ITコンサルタントと副業に関する基礎知識について確認していきましょう。

コンサルティングファームの場合

コンサルティングファームに所属しているITコンサルタントの場合、副業が禁止されているケースが多いです。

副業でコンサルティング業を行ってしまうと、本業との利益相反が懸念されます。

つまり、個人が副業を行うことで会社に損害を与えると見なされてしまうのです。

例えば、ITコンサルタントが本業と同じような副業を行うことで、コンサルティングファームのノウハウが外部に流出してしまう可能性があります。

ただし、副業を認めているコンサルティングファームも存在するので、副業の扱いについて所属先に確認してみてください。

IT企業の場合

コンサルティングファームとは異なり、IT企業の場合は副業が認められているケースが多いです。

現在は政府が多様な働き方を促進しており、テレワークやフリーランスと同様に、副業も多様な働き方のひとつとして注目を集めています。

申請が必要な企業もありますが、中には申請不要で副業に挑戦できる企業も存在します。

ITコンサルタントの副業が注目されている理由

それでは、ITコンサルタントの副業が注目を集めている背景には何が考えられるでしょうか?

IT人材が不足している

ITコンサルタントの副業が注目されている理由として、IT人材が不足していることが考えられるでしょう。

経済産業省の資料によると、IT人材不足は「2030年には約79万人にまで拡大する」と言われています。

IT人材の育成が重要視されているものの、新卒を教育するには時間がかかります。

そこで即戦力である外部の人材を活用する企業が増加しているのです。

参照:経済産業省「IT分野について」

DX推進の必要性が高まっている

ITコンサルタントの需要が高まっている理由の一つに、DX推進の必要性が高まっていることが挙げられます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタルを活用してビジネスモデルを変革していく考え方のことです。

経済産業省によると、DXが進まないと「2025年までに最大12兆円の経済的損失が発生する」と言われています。

社内にDX推進を担える人材が不足しており、外部のITコンサルタントを取り入れる企業が見受けられるのです。

参照:経済産業省「DXレポート」

副業関連のサービスが増加している

副業関連のサービスが増加していることも、ITコンサルタントの需要が高まっている理由のひとつです。

近年は副業を認める企業が増加しており、副業関連のサービスが拡大しています。

例えば、IT人材向けの案件を紹介しているプラットフォームやエージェントなどです。

ExpertyはフリーランスITコンサルタントに向けて豊富に案件を紹介しています。

高単価案件も多数抱えていますので、ぜひ登録してみてください。

ITコンサルタントが副業を始めるメリット

それでは、ITコンサルタントが副業を始めることでどのようなメリットを得られるのでしょうか?

以下で詳しく確認していきましょう。

収入アップを目指せる

まず副業のメリットとして「収入アップ」が考えられるでしょう。

副業をスタートすることで、本業以外に収入源を増やせます。

コンサルティング業界では成果主義が取り入れられており、実績が収入に大きく影響します。

そこで収入源を複数確保しておくことで、安定した収入を実現できるのです。

副業案件の中には高単価案件も多くあるため、短時間の稼働でも十分な収入アップを期待できるでしょう。

スキルや知識が身に付く

ITコンサルタントが副業を始めるメリットには「スキルアップを図れる」ということが挙げられます。

副業案件は自分で自由に選択することが可能です。

そのため、本業では携われない業界・クライアントの案件も担当できます。

例えば、本業でITコンサルタントとして働きながら、副業で飲食店のDX化を支援するという働き方も可能です。

対応領域が広がることで知見やスキルが向上する可能性があります。

隙間時間を有効活用できる

ITコンサルタントが副業を始めるメリットとして、「隙間時間を有効活用できる」ことが挙げられるでしょう。

近年はテレワークが普及し、オフィスに通勤せず仕事に取り組むITコンサルタントも珍しくありません。

そこでこれまで通勤にかかっていた時間を活用して、副業をスタートすることが可能です。

副業はテレワークで対応できる案件も多いため、本業と両立させることもできます。

ITコンサルタントにおける副業案件の報酬

それでは、ITコンサルタントは副業でどれくらいの収入を得られるのでしょうか?

以下で、ITコンサルタントにおける副業案件の報酬について確認していきましょう。

報酬体系

副業案件の報酬体系は大きく「時間報酬型」と「固定報酬型」に分けられます。

  • 時間報酬型
  • 時間単位で報酬が決まる
  • 固定報酬型
  • プロジェクト単位で報酬が決まる

時間報酬型の場合は時給が設定されており、稼働時間に応じて報酬が支払われます。

一方、固定報酬型は稼働時間に関わらず、契約時に決めた報酬が支払われる形態です。

副業案件に応募する際に、どのような報酬形態が採用されているかを確認しましょう。

単価相場

副業で働くコンサルタントの単価相場は「1ヶ月あたり10万〜30万円」程度です(稼働率が10〜30%の想定)。

年収換算すると「120万〜360万円」程度ということになります。

大幅な収入アップを目指すためには、高単価案件を獲得することが大切です。

フリーランス向けのエージェントExpertyでは、月単価200万円以上の案件も取り揃えていますので、ぜひ登録してみてください。

副業の単価相場については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:副業でフリーコンサルタントを始める方法!報酬相場やおすすめエージェントサイトを紹介

ITコンサルタントの副業に関するよくある質問

ここでは、ITコンサルタントの副業に関するよくある質問に回答します。

ITコンサルタントは土日・週末限定で副業できる?

土日・週末限定で副業をスタートすることは可能です。

副業を始める際は、本業に影響が出ない範囲で稼働する必要があるため、土日・週末限定で働きたいと考えるITコンサルタントも少なくありません。

Expertyが扱う案件の中には「週稼働時間10時間〜」の案件もあるので、土日・週末だけの稼働でも契約できます。

怪しい副業コンサルタント案件の見分け方とは?

近年は副業案件紹介サービスやプラットフォームが増加しており、中には怪しい案件も存在します。

契約書が用意されない場合は、報酬や稼働時間のトラブルにもつながる可能性があるため、避けた方が良いでしょう。

ただ、2024年11月からフリーランスを保護する「フリーランス新法」が施⾏されるなど、近年は副業およびフリーランスの仕事を始めやすくなっています。

不安な方は信頼できるエージェントを利用して、案件を紹介してもらうのも良いでしょう。

コンサルティングファームBIG4では副業禁止されている?

BIG4は世界4大監査法人(デロイト・トウシュ・トーマツ、アーンスト&ヤング、KPMG、プライスウォーターハウスクーパース)の総称です。

アーンスト&ヤングでは副業が認められています。

デロイト・トウシュ・トーマツやKPMG、プライスウォーターハウスクーパースでも副業は可能ですが、条件や審査が定められています。

ITコンサルタントの副業ならExpertyがおすすめ

ITコンサルタントの副業案件を効率的に探したい方には、案件紹介サービスの「Experty」をおすすめします。

Expertyでは、ITコンサルタントをはじめDX/ITエンジニア、PM/PMO、コンサルタント向けの案件を紹介しています。

多彩な案件を豊富に取り揃えているため、フルリモートや高待遇、希少案件など、希望に沿った案件の紹介が可能です。

業界初の給与保証サービスを取り入れており、ご登録者の90%近くが案件を継続して獲得しています。

その他特典を多数用意していますので、ぜひ登録してみてください。

まとめ

今回の記事では、ITコンサルタントの副業に関する基礎知識、ITコンサルタントの副業が注目されている理由、副業を始めるメリット、報酬体系などについて解説しました。

ITコンサルタントの中には副業を始める人が増加しています。

副業をスタートすることで収入アップできるだけでなく、スキルアップにもつながるためです。

しかし「本業が忙しい」「自分にあった案件を探す時間を確保できない」という方も少なくありません。

Expertyではフリーランスコンサルタントの案件探しをサポートしています。

ご希望条件にあった案件をご提案可能ですので、ぜひご登録ください。

記事監修者の紹介

アメリカの大学を卒業後、株式会社NTTデータに入社。
コンサルティングファームへ転職しデロイトトーマツコンサルティング・楽天での事業開発を経て、取締役COOとして飲食店関連の会社を立ち上げ。
その後、コロニー株式会社を創業。