クラウドワークスはやめた方がいい?初心者が稼げない理由や稼ぎ方を解説・コロニー株式会社自動下書き

公開日: 更新日:

クラウドワークスは国内最大のクラウドソージングサービスですが、利用者の中には、おすすめする人もいれば「やめたほうがいい」といった話をする人もいます。

中には、ユーザーから見て低単価の案件もありますが、仕組みを理解し、実績づくりとスキルアップを前提に活用すれば、月収を伸ばす道も開けます。

本記事では、噂の背景を整理したうえで、向き不向き、稼げない原因、回避策、代替サービスまで、現実的な視点で解説します。

目次

クラウドワークスはやめた方がいいと噂される7の理由

クラウドワークスはワーカーの登録人数が国内最大級のクラウドソーシングです。それゆえに、案件数も多いものの応募者も多いため、「なかなか良い条件の案件が獲得できない」といった噂がSNSで見られます。

ただし、これはサービスの特性と利用者側の準備不足が組み合わさった結果でもあります。

ここでは主な理由を整理し、なぜそう感じやすいのかを順にみていきます。

1.「稼げていない人」もいる

クラウドワークスは国内トップクラスの登録ワーカー数を誇ります。実際、「稼げている人」もいれば「稼げていない人」もいるのが現実です。

利用者が多い分、SNSなどでの投稿も増えやすいため、一方の噂だけに偏らず、良い口コミと悪い口コミの両方を確認したうえで客観的に判断することが大切でしょう。

2.単価が安い?

単価は需要と供給のバランスで決まります。誰もができる仕事は応募者が多く、安い単価でも受けるワーカーが一定数いるため、単価が上がりにくいのが現実です。

一方で、高度なスキルや専門性を求められる案件では、応募できる人が限られる分、単価が高めに設定されやすい傾向があります。

3.「買い手市場」のため発注側が有利な場合も

前述のとおり、登録者の母数が多く、仕事を求める人も多くなります。ゆえにクラウドワークスは「買い手市場」になりがちです。

その結果、発注側は多くの就労希望者の中から選べる立場にあり、報酬や条件を発注側に有利な形で設定しやすくなる場合があります。

4.期待値とのズレ

「稼げる」「稼げない」の基準は人によって異なります。つまり、自分の期待していたよりも「稼げなかった」という主観的な意見になります。「自分はもっと稼げるはずなのに」と期待値と市場ニーズのズレが多いほど不満がでます。

5.高単価案件は実績がないと採用されにくい

クラウドワークスで高単価の優良案件を獲得するには、ある程度の実績が必要です。

優良案件を募集しているクライアントは、クオリティの高い成果物を求めているので、ワーカーの実績を契約時の判断材料にしています。

6.評価で左右される

クラウドワークスでは、ワーカーの評価が受注可否に直結しやすい仕組みになっています。

過去のクライアントからの評価はプロフィール上で可視化されるため、低評価があると「この人に任せて大丈夫か」という不安につながり、応募しても選ばれにくくなる傾向があります。

7.システム利用が発生する

クラウドワークスで発注を受けた場合は、システム利用料が差し引かれます。

仮に10,000円の案件を納品した場合、システム利用料金は2,000円、報酬は8,000円になります。手数料が高いと感じる人も中にはいるでしょう。

報酬額 システム手数料
20万円以上 5%
10万円〜20万円 10%
10万円以下 20%
タスク形式の案件 20%

参考:https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/fee

クラウドワークスはやめた方がいいと言う噂は本当?口コミ調査

SNS上では、「低単価」「不自然な案件がある」といった体験談が見られる一方で、「初心者でも安全に取引しやすい」「案件の幅が広い」といった肯定的な意見もあり、評価には二面性があります。

利用者が多い巨大な市場ほど、良い口コミと悪い口コミが同時に増えるのは自然なことです。

いずれにしても、口コミは個人の主観に基づくため真偽を一概に断定することはできません。

あくまで一つの参考意見として捉え、最終的には自身の目的や状況に照らして判断することが重要でしょう。

クラウドワークスの良い口コミ

良い口コミで目立つのは、未経験でも応募できる案件が多く、在宅で始められる手軽さです。運営のエスクローで報酬が守られるため、初めての副業でも心理的ハードルが低い点が支持されています。

副業・兼業は短時間から始める人が多く、本業と両立しやすい形で試せる点が広がりの背景にあります。

クラウドソーシングは在宅で完結する案件が多いため、こうしたニーズと合致しやすいと言えるでしょう。  

クラウドワークスの悪い口コミ

悪い口コミの中心は、「単価が低い」「やばい案件に当たった」といった声です。

実際、実績がない段階では優良案件を獲得するのが難しく、初心者は応募しやすい安価な案件から始めることが多い傾向があります。

その結果、想定していた収入や働き方との間にギャップが生まれ、不満につながってしまうこともあるでしょう。

口コミは参考にしつつ、こうした構造的な背景を理解したうえで判断することが大切です。

クラウドワークスに向かない人の特徴

どんなサービスにも相性や向き不向きがあります。クラウドワークスでも、向いていない特徴を持つ人は、別のサービスを主軸にしたほうが効率的な場合があります。

すぐに高収入を目指している人

短期間で高収入を得たい方は、クラウドワークスではストレスを感じやすい傾向があります。

高単価案件は実績のあるワーカーほど採用されやすく、初心者がいきなり獲得するのは難しいのが実情です。

そのため、まずは低単価でもコツコツと実績を積み上げ、評価を整えていく過程が必要になります。即効性を求めるほどギャップが生まれ、不満につながりやすいでしょう。

横のつながりを持ちたい人

仕事を通じて仲間やコミュニティを作りたい人には、クラウドワークスだけでは物足りない可能性があります。

プラットフォーム外でのネットワーク形成も並行して進める必要があります。  

手数料を引かれたくない人

クラウドワークスでは、受注金額に応じてシステム利用料が差し引かれるため、報酬を満額受け取りたい人にとっては不向きに感じられる場合があります。

手数料に不満があるならば、自ら営業して直接契約できる案件を探す方法もあります。

クラウドワークスをやった方がいい人の特徴

反対に、クラウドワークスが強く機能するタイプもいます。特に副業を試したい初心者や在宅で経験を積みたい人にとって、入口としての価値は高いでしょう。  

お小遣い稼ぎがしたい人

月に数千円から数万円程度を目標にするなら、タスク型の多いクラウドワークスは相性がよい場です。

家事や育児の合間に短時間でできる案件も多く、リスクを抑えて副業体験ができます。  

ゼロからスキルや経験を積みたい人

未経験OK案件で実績を積み、評価を可視化できるのがクラウドワークスの利点です。

初期は低単価でも、納品の質と対応力で信用を得ることで、次の高単価案件への足がかりになります。  

スキルアップに意欲的な人

継続的に学び、提案やアウトプットを改善できる人は、プラットフォームの中で成果を伸ばしやすいです。

やったことのない仕事を経験することで、視野が広がります。

フリーランスの働き方を実現したい人

クラウドワークスは案件の母数が多く、業務委託で働く感覚を身につけやすい場です。まずは副業として経験を積み、そこで得た成功体験や実績を土台に、フリーランスとして本業へ移行する道も描きやすいでしょう。

クラウドワークスで稼げる人の特徴

一部に「 クラウドワークスは稼げない」という口コミもありますが、実際はクラウドワークスでしっかり稼いでいるワーカーも多数います。安定して稼げる人の特徴を知っておきましょう。  

スキルがある人・専門性がある人

専門領域が明確な人は、単価の高い案件に応募しやすく、提案の説得力も上がります。市場全体でも、専門スキルを持つ層ほど収入が高い傾向があるため、領域選定と学習が重要です。  

### 提案文をしっかりと作りこめる人

同じスキルでも、提案が曖昧だと採用されにくくなります。案件の目的や課題を読み取り、自分がどう貢献できるか具体的に書ける人ほど、初心者でも受注率が上がります。  

丁寧なコミュニケーションを心がけられる人

オンライン取引では、納期の共有、進捗連絡、質問の速度が評価に直結します。対応の丁寧さが高評価を生み、スカウトや継続依頼につながっていきます。  

いい評価を継続して積める人

評価は実績そのものです。小さな仕事でも品質と対応を安定させ、星評価やコメントを積み重ねられる人は、検索での露出が増え、高単価案件に届きやすくなります。

クラウドワークスで初心者が稼ぐための方法

初心者が稼げないのは能力不足だけが原因ではなく、市場構造と戦い方の未整理が大きいです。ここでは、現実的に月収を伸ばしていくための基本戦略を解説します。  

最初は低単価でも評価や実績を積み上「プロクラウドワーカー」に認定される

初期は「採用されること」を優先し、納品率と評価を作る段階が必要です。評価が増えるほど応募の土俵が上がり、単価の良い案件へ移りやすくなります。  コツコツと実績をつみあがえることが大切です。

実績を積み「プロクラウドワーカー」として認定されるとクラウドワークス内での露出が増え、有名企業案件や高単価案件などを優先して紹介してもらえます。

スキルや専門性を身に付ける

低単価から抜け出す最短ルートは、需要が高く、成果がわかりやすいスキルや専門性を身に付けることです。

クラウドワークスでは、誰でもできる作業ほど応募者が集中しやすく、価格競争になりがちです。

一方で、専門性がある仕事は「代わりが効きにくい」ため、クライアント側も相応の報酬を支払う必要があり、単価が上がりやすい傾向があります。

たとえば、プログラミングなどの開発領域に自己投資をして、スキルを身に着ければ、案件選びの選択肢が広がり、より高単価の仕事に手が届きやすくなります。

ポートフォリオをしっかりと作りこむ

過去の成果物を見せられないと、クライアントは品質を判断できません。小さな案件でも「目的・工夫・結果」を整理し、見える形で提示することで、未経験でも信頼が生まれやすくなります。  

提案文は応募案件に合わせて作りこむ

テンプレの提案より、募集背景に即した提案が刺さります。相手の課題を短く要約し、その解決に必要な自分の経験や作業手順を具体化すると、初心者でも通過率が改善します。  

プロフィールに書く内容を工夫する

プロフィールは営業資料です。対応可能領域、稼働時間、連絡頻度、得意分野の背景を明確に書くことで、安心感が上がり採用されやすくなります。  

関連記事:フリーランスITコンサルタントになるための6ステップ!メリットやデメリットなども解説

クラウドワークスでミスマッチを生まないための方法

クラウドワークスでは、案件内容や条件に対して、ミスマッチが起こり、不満につながることがあります。

そうしたトラブルを防ぐには、応募前の確認プロセスを習慣化することが有効です。ここでは最低限の防御策を示します。

クライアント情報を確認する

評価件数や過去の発注履歴の有無を確認することで、多くのリスクを避けられます。

あわせて、クライアントのホームページを検索し、実際に存在するか、内容や運営実態がきちんとしているかといった点も事前に確認しておきましょう。

契約内容をきちんと確認する

納期、作業範囲、報酬条件、修正回数を事前に明文化し、認識ずれを防ぐことが重要です。業務委託は責任範囲が曖昧だとトラブルになりやすいためきちんと確認しましょう。

募集を急いでいないか確認する

「今日中に決めたい」など過度に急かす募集は、内容が荒い場合は、慎重な判断が必要です。急ぎの理由が合理的かどうかを一呼吸置いて判断しましょう。  

不自然な案件の特徴を理解しておく

典型例は、相場から極端に外れた高報酬を提示し、外部サイトやLINEへ誘導して、業務外の目的に誘引するケースです。

個人情報収集目的や、なんらかの勧誘を目的としている場合もあります。

クラウドワークスで稼ぐのが難しいときにおすすめの方法

クラウドワークスだけに固執せず、目的に応じて複数サービスを併用すると、収入と学びの効率が上がります。  

他のクラウドソーシングサービスを利用する

同じクラウドソーシングでも、利用者層や案件の得意領域が少しずつ異なります。複数登録し、相性の良い案件が多い場を探すのは現実的な戦略です。  

ランサーズ

ランサーズはクラウドワークスと並ぶ大手で、ライティング、デザイン、開発など案件の幅が広いサービスです。フリーランス人口が1,300万人規模に成長する中で、企業の外部人材活用も進んでおり、複数プラットフォームを使い分ける人が増えています。  

ココナラ

ココナラはスキルを「商品」として出品し、依頼者が購入するスキルシェア型のサービスです。得意領域が明確なワーカーほど主導権を持って条件を管理しやすい傾向にあります。

副業・フリーランス向けエージェントサービスを利用する

エージェントを利用すれば、案件探しの営業や条件交渉を代行してもらえるため、これらにかかる工数を大きく減らせます。

加えて、高単価かつ継続前提の案件を中心に紹介してもらえることが多く、クラウドソーシングで起こりやすい「低単価になりやすい」「継続案件が見つかりにくい」といった弱点を補いやすくなります。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、IT系フリーランスや副業人材向けに、週2〜3日稼働など柔軟な案件を扱うエージェントです。クラウドソーシングよりも高単価帯の案件が多く、実務経験者の単価アップに向きます。  

Experty

Expertyは、コンサルタントやITエンジニア、PM/PMOなどハイクラス層向けに、月額100万円以上の案件を中心に紹介するサービスです。

給与保証の仕組みや専任サポートにより、継続的な案件獲得を後押ししており、クラウドソーシングの低単価問題を回避したい人に適しています。  

Expertyへのお問い合わせはこちら(https://qolony.co.jp/experty/freelance/top)

関連記事:エンジニアの副業の探しにおすすめのサイト10選!週1・土日の案件を探す方法や注意点を紹介・コロニー株式会社

クラウドワークスはやめた方がいい?に関するよくある質問

最後に、初心者がつまずきやすい疑問を整理します。  

クラウドワークスは未経験者でも稼げますか?

未経験でも稼ぐこと自体は可能ですが、高単価の案件は実績がないと獲得しにくい傾向にあります。まずは、小さな案件で評価を積み、スキルが形になってきた段階で単価の高い領域へ移るのが現実的です。  

クラウドワークスは在宅でも稼げますか?

在宅案件は豊富にあります。特にライティングやデータ入力、オンライン事務などは場所を選ばないため、副業の入口として使われやすいです。ただし在宅でも成果物の質と納期遵守が評価に直結する点は変わりません。  

クラウドワークスは手数料が高いですか?

少額案件では20%のシステム利用料がかかります。ただし、営業コストや報酬回収リスクをプラットフォームが肩代わりする対価でもあるため、総合的な利便性と比較して判断するべきでしょう。  

クラウドワークスを安全に利用するためにはどうすればいいですか?

クライアント評価の確認、契約範囲の明文化、外部連絡への誘導拒否の三点を徹底すれば、リスクは大きく下がります。少しでも不安があれば応募を見送る判断も重要です。  

案件を探すならExperty

クラウドワークスで「単価が伸びない」「もっと大きな案件に挑戦したい」と感じたら、ハイクラス案件に特化したExpertyの活用も選択肢になります。

専任コンサルタントが希望条件を整理し、企業側との調整まで支援するため、営業負担を減らしつつ高単価・継続案件へ移りやすい点が強みです。  

Expertyへのお問い合わせはこちら

まとめ

クラウドワークスは国内最大規模のユーザー数と案件数を抱えるクラウドソーシングで、未経験や初心者でも副業を始めやすい一方で、「稼げない」と感じる人が一部にいます。

背景には、実績のない段階では優良案件とマッチしにくく、想定していた収入や働き方との間にギャップが生まれやすいという要因があります。

しかし、初心者が副業を始める入口としての使いやすさは高く、丁寧に評価とスキルを積み上げられる人であれば、実績を土台に高単価の優良案件へステップアップしていくことも十分に可能です。

記事監修者の紹介

アメリカの大学を卒業後、株式会社NTTデータに入社。
コンサルティングファームへ転職しデロイトトーマツコンサルティング・楽天での事業開発を経て、取締役COOとして飲食店関連の会社を立ち上げ。
その後、コロニー株式会社を創業。