PMOの副業は需要ある?単価相場やメリット・デメリットを紹介
「PMOの副業は稼げる?」「PMOは週1〜2日程度で副業を始められる?」と疑問をお持ちの方はいませんか。
PMOに対する需要が高まっており、近年は副業案件も増加傾向にあります。
副業に挑戦したい方は、単価相場や副業案件を獲得する方法について理解することが大切です。
今回の記事では、PMOが副業で稼げるのか、単価相場、PMOが副業を始めるメリット・デメリット、副業案件を獲得する方法について解説します。
目次
PMOは副業で働けるのか?
結論から述べると、PMOは副業でも働くことが可能です。
PMOへの需要は以前よりも高まっており、副業にも挑戦しやすくなっています。
以下で、PMOが副業を始めやすくなっている理由について確認していきましょう。
副業を始めやすくなっている
株式会社パーソル総合研究所の調査によると、2023年における企業の副業容認率は60.9%にもおよぶことがわかりました。
2021年に実施された調査と比較すると5.9pt上昇しており、副業解禁の動きが拡大傾向にあります。
加えて、近年は兼業・副業をはじめ、フリーランスやフレックス制度、リモートワークなどの多様な働き方が政府によって推進されています。
将来的により副業が始めやすくなるよう環境が整備されることで、PMOの副業にも挑戦しやすくなるでしょう。
参照:株式会社パーソル総合研究所「第三回 副業の実態・意識に関する定量調査」IT副業人材の需要が高まっている
Brocanteが実施した調査によると、企業のうち40.4%がIT副業人材を活用していることが明らかになりました。
同調査では、IT副業人材の中でもPMOが需要の高い職種であることも示されています。
- フロントエンド:25.3%
- サーバーサイド:22.2%
- デザイナー:19.0%
- PMO:9.5%
- アプリエンジニア:6.3%
企業による外部人材の活用が進めば、副業を請け負うPMOへの需要もより高まることが予想されます。
参照:Brocante「企業のIT副業人材の活用実態調査」PMOにおける副業案件の単価相場
PMOの副業(フリーランス)案件には、「20〜210万円程度(月額単価)」とさまざまな単価相場の案件が存在します。
フリーランスの場合、全体的には「60〜80万円」および「100万円以上」の案件が多いため、年収で「720~1,200万円以上」が期待できるでしょう。
副業の場合でも高単価案件を獲得できれば、高収入を目指すことが可能です。
DX/ITエンジニア・PM/PMO・コンサルタント向けに案件を紹介しているExpertyでは、200万円/月の高額コンサルティング案件も豊富にご紹介しています。
また、副業をお探しの方にもフルリモート案件など、柔軟に対応可能な案件もご紹介しています。
下記より簡単に登録いただけますので、ぜひご確認下さい。
>>ExpertyPMOが副業を始めるメリット
PMOが副業を始めることで、どのようなメリットを得られるのでしょうか?
以下で詳しく確認していきましょう。
スキルアップできる
さまざまな案件を通じてスキルアップできる点は、副業を始めるメリットのひとつでしょう。
本業で挑戦できないような案件に取り組むことで、普段の業務では身につかないスキルが身に付くのです。
スキルアップができれば、副業で高単価案件を獲得しやすくなるだけでなく、本業でも評価される可能性があります。
さらに、自分自身が窓口となって案件獲得に向けた営業をする機会もあり、ビジネスパーソンとしての成長も期待できます。
本業と並行してスキルアップできるため、収入面も安心です。
フリーランスを目指しやすくなる
PMOが副業を行うことで、将来的にフリーランスに転身しやすくなります。
副業とフリーランスの仕事の流れは基本的に変わりません。
クライアントと業務委託契約を結び、業務を納期までに完了させます。
副業を通じてそういった働き方を実践的に学べるだけでなく、副業で評価されればフリーランスとしての業務委託契約を打診されたり、高単価案件を獲得しやすくなったりします。
もしすぐに案件を獲得できなくても本業での収入があるため、生活を安定させながらフリーランスに必要なスキルを身につけられるのです。
将来的にフリーランスとしての独立を目指している方は、副業からスタートすると良いでしょう。
収入がアップする
PMOが副業に挑戦することで、収入アップを実現できます。
本業とは別に収入源ができるためです。
会社員の場合、努力したことを成果に反映させるのに時間がかかります。
一方、副業であれば頑張った分だけ収入になるため、やりがいを感じやすいです。
本業の収入だけでは不安な方、将来的にフリーランスに転身して収入アップを目指している方は、PMOの副業に挑戦してみましょう。
リモートで時間を有効活用できる
近年はリモートワークが広く利用されるようになりました。
実際にリモートワークで働くPMOも増えており、オフィスへの通勤時間が減るため、以前よりも生活に余裕があると実感する方も少なくありません。
副業を始めることで、そういった時間を有効活用できます。
例えば、通勤時間+身支度で4時間かかっていた場合、その分を副業の時間に充てるだけでも収入アップを目指せるでしょう。
もちろん、リモートワークでない場合でも副業を始めることは可能です。
ただ、リモートワークが普及したことで、より副業に挑戦しやすくなっていると言えます。
人脈が広がる
PMOが副業に挑戦するメリットとして、人脈が広がる点が挙げられるでしょう。
本業だけだと一緒に働く人が限定的になります。
しかし、副業ではクライアントをはじめさまざまな人と関わる機会が増えます。
将来的にフリーランスを目指している場合、人脈作りは欠かせません。
人脈から仕事の発注につながる可能性があるためです。
このように人脈を広げたい方にとっては、副業は良いチャンスになるでしょう。
PMOが副業を始めるデメリット
PMOが副業を始めるメリットにはさまざまなものがあります。
一方で、PMOが副業を始めるデメリットにも注意が必要です。
本業とのバランスが難しい
PMOが副業を始めるデメリットとして、本業とのバランスが難しい点が挙げられるでしょう。
本業以外に仕事する時間が増えるため、プライベートの時間が減ってしまう可能性があります。
また、副業を増やしすぎてしまうと、本業にも支障が生じるでしょう。
本業がリモートワークの時だけ仕事する、休日に集中して副業案件に対応するなどして、スケジュール調整に工夫が必要です。
確定申告を自分で行う必要がある
PMOは自分自身で確定申告を行わなくてはいけません(副業収入が年間20万円を超えた場合)。
一般的に正社員の場合、税金の手続きは会社が代行してくれます。
しかし、副業・フリーランスの場合は自分で対応する必要があるのです。
確定申告では提出書類を用意したり、これまでの売上をまとめたりする作業が必要になり、時間がかかります。
本業と副業の業務に加えて、こういった作業が生じるとスケジュールが忙しくなってしまう可能性が高いです。
未経験だと高単価案件は難しい
未経験で副業に挑戦する場合、いきなり高単価案件を獲得するのは難しいかもしれません。
高単価案件では高度なスキルが求められるだけでなく、競争率も高くなるためです。
未経験の場合は、まず条件を問わずに「未経験可」の案件に応募して経験を積む、正社員PMOとして実績を作るなどの工夫が求められます。
実務経験を通じてスキルアップできれば、将来的に高単価案件を獲得できる可能性が高まります。
高単価案件を獲得できるようになれば、フリーランスとして独立することも可能です。
PMOが副業案件を獲得する方法
それでは、PMOが副業案件を獲得するためにはどうすればいいでしょうか?
以下で、PMOが副業案件を獲得する方法を紹介します。
クラウドソーシングサービス
クラウドソーシングサービスとは、インターネット上で業務を発注・受注するサービスのことです。
例えば、以下のサービスがクラウドソーシングサービスに該当します。
- ランサーズ
- クラウドワークス
- ココナラ
- Bizseek
- クラウディア
- YOUTRUST
クラウドソーシングサービスでは多種多様な案件を探すことが可能です。
しかし、単価が低い案件も多くあるため見極めが重要になります。
さらに、クライアントから受け取った報酬の一部を手数料として、クラウドソーシングサービスに支払う必要があることを覚えておきましょう。
知り合いからの紹介
副業やフリーランスでは、知り合いから仕事を紹介してもらうケースも少なくありません。
例えば、元々エンジニアとして働いており、IT業界にコネクションがあるため、そこから受注に繋げているケースもあります。
しかし、コネクションがない方にとってはハードルの高い案件獲得方法です。
近年はSNSやブログ、Webサイトなどで自分の経歴を公開し、案件を獲得する方も多く見受けられます。
自分にあった方法で案件を受注すると良いでしょう。
フリーランスエージェント
PMOが副業案件を獲得する方法として、フリーランスエージェントが挙げられます。
フリーランスエージェントに登録すれば、副業やフリーランス向けの案件を扱っており、求職者の経歴やスキルに応じた案件を紹介してもらえます。
自分で求人を探す手間が省けるだけでなく、事務作業のサポートを提供しているエージェントも多いです。
ただし、フリーランスエージェントにはさまざまなものがあるため、最適なサービスに登録したり、複数サービスを使い分けたりすることをおすすめします。
Expertyは100万円以上の案件を豊富に扱うフリーランスエージェントです。
簡単3ステップで手続きできるため、ぜひ登録してみてください。
>>ExpertyPMOが副業をする際によくある質問
ここでは、PMOが副業をする際によくある質問を紹介します。
確定申告は必要になる?
副業収入が20万円(年間)を超えた場合、確定申告が必要になります。
国税庁のホームページによると、確定申告は2月16日から3月15日に行う必要があるため、期限内に手続きが完了するように準備することが大切です。
参照:国税庁「No.2024 確定申告を忘れたとき」土日や週1の副業は可能?
PMOの副業案件には、週1〜の仕事も見受けられます。
そのため、土日や週1のみの副業も可能です。
実際にフリーランスエージェントの「Experty」は、稼働時間10時間(1週間あたり)の案件も取り扱っています。
自分のライフスタイルに合わせた案件に応募しましょう。
在宅でできる副業はどのように見つける?
条件を指定して案件を探したい方は、フリーランスエージェントに登録してみましょう。
フリーランスエージェントでは、稼働時間や勤務スタイル、単価などの条件を指定して、自分にあった案件を探す・紹介してもらうことが可能です。
Expertyでは、リモートワーク案件も幅広く取り揃えています。
興味のある方はチェックしてみてください。
>>ExpertyPMOの副業ならExpertyがおすすめ
「PMOの副業を始めたい」「効率的に案件を探したい」という方は、フリーランスエージェントの「Experty」がおすすめです。
Expertyでは、フリーランスDX/ITエンジニア・PM/PMO・コンサルタント向けに豊富な案件を用意しています。
「月単価100万円〜」「稼働時間週10時間〜」など、条件を細かく指定することも可能です。
登録者の9割が継続的に案件を受注しています。
安定した収入を得たい方は、ぜひ本サービスをご利用ください。
まとめ
今回の記事では、PMOで副業を稼げる可能性、PMOが副業を始めるメリット・デメリット、PMOが副業案件を獲得する方法、よくある質問について解説しました。
PMOは副業でも十分に稼ぐことができます。
将来的にフリーランスとしての独立を考えている方や、スキルアップを目指したい方は、ぜひ副業に挑戦してみましょう。
ExpertyではPMOの副業・フリーランス案件を豊富に用意しています。
ご興味のある方は、ぜひ一度問い合わせください。
記事監修者の紹介
アメリカの大学を卒業後、株式会社NTTデータに入社。
コンサルティングファームへ転職しデロイトトーマツコンサルティング・楽天での事業開発を経て、取締役COOとして飲食店関連の会社を立ち上げ。
その後、コロニー株式会社を創業。