コンサルティングとは?業界の風土や仕事内容、向いている人の特徴を解説・コロニー株式会社

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コンサルティングとは、企業や行政などが抱える経営・業務の課題に対し、外部の専門家が客観的な視点と知見で解決策を提示し、実行まで伴走する支援活動です。

自社だけでは見えにくい論点を整理し、最短距離で成果へ近づけるための「外部の頭脳」として活用されている点が特徴です。

近年はDXや組織改革の文脈で利用が広がり、未経験からコンサルタントに転職を志す人や、フリーランスとして高単価案件を狙う人からも注目を集めています。  

コンサルティング(コンサルタント)とは?

コンサルティングとは、企業や行政などが抱える広い経営・業務の課題に対し、外部の専門家が客観的な視点と知見で解決策を提示し、実行まで伴走する支援活動です。

コンサルタントは特定領域のプロとして分析や提案を行い、複数人のチームで成果を出すため、総合的な問題解決サービスと捉えると簡単に理解できます。  

コンサルティングの市場規模は拡大基調

近年、国内のコンサルティング需要は総量としては伸びています。帝国データバンクによれば、経営コンサル市場は2021年度以降おおむね1割前後で成長し、2023年度に事業者売上高ベースで初めて4兆円を突破、社員数も16万人超に拡大しました。

一方で、2025年1〜10月の倒産が146件と過去最多ペースで推移しています。

コンサルティング業界は、成長基調にあるものの顧客ニーズは、リスクマネジメントやM&A、新規ビジネスの開拓など、顧客ニーズが専門的な経営問題へ変化し、その結果、専門性の高い企業に案件が集中する一方、低付加価値型は淘汰される二極化が進んでいます。

出典:「『経営コンサルティング業界』の倒産動向(2025年1-10月)」より(https://www.tdb.co.jp/report/industry/20251111-consulting25y1-10/

コンサルティング業界の特徴・働き方

コンサルティング業界は、課題解決のスピードと成果へのコミットが求められるため、働き方や評価制度にも独特の色があります。

プロジェクト単位で動き、価値を出すことが前提となる点が特徴です。ここでは代表的な特徴として、成果主義の評価、若手の早期登用、そして転職市場での高い評価という三点を軸に、その実態を整理します。  

成果主義

コンサルティング会社では、個々の評価がプロジェクトの成果に直結しやすい成果主義が基本です。

多くの会社で案件ごとにKPIや納期が設定され、達成度やクライアント評価が昇進・報酬に反映される仕組みが一般的とされています。

そのため年収は若手でも高めになりやすく、成果次第で数年でマネジャーへ上がる例も珍しくないです。

国内主要ファームの平均年収は約945万円との調査もあります。一方で、結果が出なければ配置転換や厳しいフィードバックを受けることもあり、常に学習し続ける姿勢が不可欠でしょう。  

若手のうちから責任ある仕事に携われる

コンサル業界では、若手のうちから責任ある仕事を任されやすい点が特徴です。

入社数年でクライアントの経営層に直接提案する場面が多いと述べています。

プロジェクトは少人数で回ることが多く、20代でも分析パートのリーダーやファシリテーターを担うことがあります。

帝国データバンクによれば、コンサル社員数はこの10年で倍増しており、若手採用が拡大したことも早期登用の土壌になりました。

経験の浅い段階で修羅場を踏む分、成長曲線が急になりやすい傾向にあり、また、周囲の支援を得ながら主体的に動く姿勢も求められます。  

転職市場において高く評価される

コンサルティング経験は転職市場で高く評価されやすい傾向があります。

コンサルタントに求められる能力として論理的思考、課題設定、プレゼンテーションなど汎用性の高いスキルが挙げられています。

実務では多業界の案件に触れるため、業界知識と問題解決の型が同時に身につき、事業会社の経営企画や新規事業、DX推進部門へ移る人も増えています。

帝国データバンクの調査でコンサル社員数が16万人超まで拡大したことは、企業側の採用意欲が強い裏返しでもあります。

さらに、銀行やメーカー出身のコンサルが金融改革やサプライチェーン再構築を担う例もあり、専門性を横展開できる点が市場価値につながるでしょう。  

コンサルティング業界における日系・外資系企業の風土

コンサルティングファームでは、日系と外資系で求められるスキルやコンサルティングスタイル、風土が大きく異なると言われています。

  日系 外資系
求められるスキル コンサルティングファームへの誠実性・協調性 積極的な自己アピール
コンサルティングスタイル ・年齢や経歴に関係なく積極的に企業相手に営業、案件獲得を行う。

・コンサルティングファームの場合、1人のコンサルタントが複数のクライアントを常に同時担当することが一般的。

→長期に渡り、個人でコンサルティングを行う。
・リーダーが案件を受注したのち、5人前後のコンサルタントで3ヶ月程度のプロジェクトを遂行する場合が多い。

・コンサルタントがプロジェクトの掛け持ちをすることは少なく、プロジェクト開始早々に問題点を割り出し、解決策を提案、実行する。

→プロジェクト制でスピード感がある。
風土 ・年功序列の文化が残っているファームが多く、外資系ほどコンサルタントに対して厳しい評価が下されないため、離職率は低め。

・専門分野に強いベテランコンサルタントが貢献し続けられる環境。

・営業成績によってボーナスが大きく変動する。
・Up or Out(昇進するか、さもなくば去れ)の文化。

・1人のコンサルタントに対して、数多くのベテランコンサルタントたちが厳しく議論・評価を行う。

・1人のコンサルタントに対して時間と労力を投資するため、プロは成長し続けて当たり前の精神。

上記の表の通り、日系と外資系ではコンサルティングスタイルや文化が異なるため、コンサルティングファームによっては向き不向きがあります。

自分の価値観やなりたい人物像、理想のライフスタイルなどを考えた上で、コンサルタント業界にチャレンジすることをおすすめします。

【参考】帝国データバンクhttps://www.tdb.co.jp/report/search/

コンサルティングの主な3つの仕事内容

コンサルティングにおける基本は、クライアントの課題を明確にし、改善策を提案・実行することです。

担当する分野が違えど、コンサルティングの流れは変わりません。

そこで本章では、コンサルティングにおける基本的な仕事内容について、以下3つの流れに分けて具体的に解説します。

1.情報収集・分析

2.戦略・改善策の提案と実行

3.現状把握・課題発見

コンサルティングの仕事に興味がある方や、自分に向いている業界かどうか知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

1.情報収集・分析

クライアントに対して、依頼内容・依頼背景などのヒアリング・ミーティングを行います。

その後クライアントから受け取った資料をもとに、課題に関する内容(事業・業務・組織など)の分析を行います。

【情報収集・分析する内容の例】

・クライアントがその業界内ではどの位置にいるのか

・クライアントの業界の市場規模

・競合他社

・経営、財務、営業数値

・クライアントの強みと弱み

・クライアントが扱う製品やサービス

・各部署の従業員へのヒアリング など

経営状況を正しく把握するために、現場スタッフの声を聞きに行ったり、クライアントのサービスや製品を利用する場合もあります。

コンサルティングの方針を決める上で重要な部分です。

2.戦略・改善策の提案と実行 

受け取った資料や情報収集・分析した内容をもとに、現在の業務形態をチャートやUMLなどで図式化し、業務プロセスの問題点を明確にします。

そこから問題を解決するための戦略・改善策について仮説を立て、仮説に基づいた調査・検証を行います。

【問題点を検証するやり方の一例】

・統合か廃止か

・簡素化か削除か

・確実化か厳密化か

・集約か集中か

・効率化か自動化か

・アウトソースするか

クライアントの問題が解決されない場合は、再度別の仮説を立てて検証を行います。

その後クライアントへの報告会を設け、作成した戦略・改善策の提案に合意をもらい、プロジェクトの実行に移っていく流れです。

3.現状把握・課題発見

プロジェクトが実行されても、クライアントの課題がスムーズに改善するとは限りません。

現場の業務スタッフから新しいやり方に対して反発を受ける場合もあります。

そのためコンサルタントは経営層から現場スタッフまでの意思疎通や説得にあたり、プロジェクトを遂行させなければなりません。

状況に応じてクライアントの情報システム担当者や経営企画室の担当者と、システムの導入・構築についてミーティングを行い、導入時はサポートも行います。

プロジェクト実行後は、定期的にクライアントを訪問し、業務が定着しているか、新たな課題が生まれていないかなどの情報を集め、分析、戦略、改善策の提案、フォローまで担当します。

以上の通り、コンサルティングは常にPDCAサイクルで業務が進んでおり、止まることがありません。

なお、コンサルティングファームに所属する場合は、上記内容のような流れで業務が進みますが、フリーコンサルタントの場合は業務スタイルが若干異なります。

収入面や自由度も異なるので、次の章ではファームに所属した場合とフリーランスコンサルタントとして活動する場合の違いについて解説します。

コンサルティングファーム所属とフリーランスコンサルタントの違いは?

コンサルタントで独立する方は、新卒でコンサルティングファームに就職し、経営に関わる立場に着く前にフリーランスに転身するパターンが多いです。

コンサルティングファーム所属のコンサルタントとフリーランスコンサルタントでは、コンサルティング業務に関して異なる箇所があります。

そこで本章では、特に違いが大きい以下3点に絞って解説します。

・フリーランスは常駐かフルリモートか選べる

・プロジェクトを自分で選択できる

・フリーランスの方が報酬が高い傾向にある

コンサルタントとしてさらにレベルアップしたい方や、自分に合った働き方を手に入れたい方で独立を考えている場合は、本章の内容を参考にしてみてください。

フリーランスは常駐かフルリモートか選べる

フリーランスで働く場合、「クライアントの企業に常駐するか」か「在宅でリモート作業するか」という条件を指定して、案件を選べます。

リモートを選んだ場合、通勤時間を大幅に減らす(無くす)ことができるのは大きなメリットでしょう。

契約内容を守り求められる結果を出してさえいれば、クライアントから業務スタイルを指示されることもないため自由に働くことが可能です。

その他、ファームとの働き方の違いは以下の通りです。

【フリーランスコンサルタント|コンサルティングファームとの働き方の違い】

・稼働状況を自分でコントロールできる

急な用事で数時間休みを設ける、長期休暇を作る、子育てを並行させるなど、ライフスタイルに合わせて働くことが可能。

・セルフマネジメント能力が求められる

時間管理や業務管理を自身で行う必要があり、自由度は高くてもクライアントとの契約内容を果たし、課題を解決させなければいけない。

なお、コンサルティングファームでは労働時間や業務がある程度管理されているため、フリーランスほど気にかける必要はありません。

プロジェクトを自分で選択できる

コンサルティングファームの場合、自分が希望する案件に携われるとは限らず、プロジェクトチーム内での役割も自分の希望が必ず通るわけではありません。

フリーランスであれば、自分の得意分野のコンサルティング案件を選ぶことが可能です。

また、多少収入が減っても未経験の分野に挑戦できる可能性もあるため、積極的にスキルアップしたい方には嬉しいポイントでしょう。

フリーランスコンサルタントの方が報酬が高い傾向にある

一般的にフリーランスコンサルタントは、コンサルティングファーム在籍者よりも収入が高いと言われています。

これは本来コンサルティングファームに入る分の報酬が、フリーランスであれば全て自分の報酬として入るためです。

さらに、パフォーマンス次第では報酬が上がるケースもあります。

案件にもよりますが、コンサルティングファーム所属時の2倍以上に増えることも珍しくありません。

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主要コンサルティングファーム一覧

コンサルティングの種類は大きく分けて以下の5つです。

・戦略系コンサルティング

・ITコンサルティング

・WEBコンサルティング

・人事・HR系コンサルティング

・財務・会計系コンサルティング

チャレンジしたい分野や得意分野がすでにある方は、紹介する内容を参考にしてみてください。

【関連記事】コンサルティング業界の種類とは?

戦略系コンサルティング

戦略系コンサルティングは、主に外資系のコンサルティングファームが市場を占めています。

老舗のコンサルティングファームが並び、手がけるプロジェクトも経営戦略・新規事業戦略・M&A戦略などのトップテーマがほとんどです。

【戦略系コンサルティングファーム 一例】

・マッキンゼーアンドカンパニー

・ボストンコンサルティンググループ

・ベインアンドカンパニー

・A.T.カーニー

グローバル展開されることが多いため、高い英語スキルを求められます。

関連記事:戦略コンサルタントとは?仕事内容や年収・必要なスキル・向いてる人の特徴を解説

ITコンサルティング

大企業から中・小・ベンチャー企業のITコンサルティングを行います。

クライアントの生産管理・業務の一元化にITシステムを導入・実装のサポートが一般的な業務内容です。

【IT系コンサルティングファーム 一例】

・ガートナージャパン

・フューチャーアーキテクト

・ウルシステムズ

・ケンブリッジテクノロジーパートナーズ

最近では戦略にも力を入れるところが多く、経営者層から現場までのITコンサルティングを行うコンサルティングファームも増えてきています。

関連記事:ITコンサルタントとは?激務?年収は?必要な資格やスキルも紹介

WEBコンサルティング

クライアントのWEBサイトから問題・改善点を見つけ、WEBマーケティングやサイト運営のアドバイスを行います。

その他、SEO対策・広告運用・SNS運用・DM配信など多岐に渡り、クライアントの商品やサービスが売れる仕組み作りをサポートします。

【WEB系コンサルティングファーム 一例】

・電通デジタル

・サイバーエージェント

・アイエムジェイ

・オプト

・セプテーニ

WEBコンサルティングはコンサルティングファームによって得意分野が細かく異なるため、自分が得意なジャンルを手がけているコンサルティングファームへの就職がおすすめです。

人事・HR系コンサルティング 

企業が目指す人事体制・組織体制の構築、人事戦略の策定や導入、人材育成などのコンサルティングを行います。

さらに給与、福利厚生、年金、人材開発などの様々なテーマを扱うことも多いため、日本の企業文化や風土への理解が必要です。

【人事・HR系コンサルティングファーム 一例】

・マーサージャパン

・タワーズワトソン

・エーオンヒューイットジャパン

・コーンフェリーヘイグループ

近年は組織の風土改革を行う企業も多く、外資系のコンサルティングファームも活躍しています。

関連記事:

組織人事コンサルタントとは?仕事内容・やりがい・年収・なる方法を徹底解説

HRコンサルとは?人事領域のコンサルタントになるためのポイントを紹介!

財務・会計系コンサルティング

クライアント企業の事業価値や資産状況を分析し、財務や経理に関するコスト削減や業務の効率化をサポートします。

具体的には、資金調達やM&Aに関するアドバイス、会計業務の効率化、法規制による対応や業務の監視、業務に関する費用削減などです。

コンサルティングファームによって得意分野が細かく異なるため、コンサルティングファームごとの特徴を把握することが重要です。

【財務・会計系コンサルティングファーム 一例】

・PwCアドバイザリー

・デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー

・KPMG

財務アドバイザリーコンサルタント徹底解説!仕事内容・年収・資格・なる方法まで紹介

コンサルティング業界は種類がさまざまで、扱うテーマも多岐に渡ります。

結果を出し続ける優秀なコンサルタントを目指すのであれば、自分の得意分野や強みを活かす必要があります。

ただし人によっては向き不向きがあるため、次の章ではコンサルティング業界が向いている人の特徴について紹介します。

コンサルティングの仕事が向いている人とは?5つの特徴

本章ではコンサルティングの仕事に向いている人の4つの特徴について解説します。

コンサルティング業界に興味がある方は参考にしてみてください。

・好奇心旺盛・ポジティブな人

・プロ意識が強い人

・論理的思考力がある人

・コミュニケーション能力が高い人

・体力と精神力に自信がある人

また、転職を考えている方も、この機会に適性をチェックしてみてください。

好奇心旺盛・ポジティブな人

コンサルティング業務は、クライアントの課題解決を叶えるために、情報収集・分析・戦略・改善策の提案と実行を行います。

クライアントの分野や企業風土に詳しくなる必要性があり、常に学び続ける姿勢が求められます。

さらに数学のように決まった答えがあるわけではなく、常に満足できる結果が出るとは限らないため、ポジティブ思考で前進し続けるマインドが必要です。

知らないことを積極的に吸収することが好きな人はコンサルティング業界に向いているといえるでしょう。

プロ意識が強い人

クライアントの課題を解決するためには、表面だけの単純な問題解決で終わらさないこと、現状維持で満足しないことが重要です。

コンサルタントである以上、詳しくない分野でも積極的に勉強し、クライアントの現状を今以上にレベルアップすることが求められます。

結果を出し続ける優秀なコンサルタントになるためには、常に高い向上心や強いプロ意識を持つことは欠かせない要素です。

論理的思考力がある人 

コンサルタントはクライアントのありとあらゆる課題に対して、最適解を導き出さなければなりません。

集めた情報をもとに様々な要素同士の繋がりに注目し、筋道をたて、クライアントが納得できる戦略・改善策を、根拠や理由をあげつつ提案できる力が必要です。

説得力のある提案ができなければクライアントに納得してもらえません。

コンサルティング業界への就職を考えるのであれば、論理的思考力は重要なスキルと言えます。

コミュニケーション能力が高い人

コンサルタントはクライアントの課題を解決することが仕事なので、必要とあらば各部署や担当者への交渉・調整を行います。

時には経営層や現場スタッフまで幅広くコミュニケーションをとる機会があり、相手の話を聞きつつ、自分の意見を伝え対応してもらうスキルが求められます。

話し上手・聞き上手な方はコンサルタントに向いているといえるでしょう。

体力と精神力に自信がある人

コンサルティングの現場では、短期間で結論を出すために高い稼働が発生しやすく、体力と精神力が成果を左右します。

複数案件を同時並行で進めたり、クライアント都合で日程が変動したりすることが珍しくありません。

繁忙期は出張や深夜作業が続く場合もあるため、睡眠や運動の確保、タスクの優先順位付けに加え、早めに上司や仲間へ相談するメンタルケアも重要になります。

自己管理力が重要な資質で、ストレスを管理し、休日にリセットする習慣がある人ほど、パフォーマンスを維持しやすいと言えます。  

関連記事:コンサルタントはどんな人が向いている?優秀なコンサルタントの特徴と必要なスキル

コンサルティングに関するよくある質問

ここでは、コンサルティングに関するよくある質問について回答します。

コンサルティングは意味ない?

インターネットなどで「コンサルティングは意味がない」と言われることがあります。

確かにコンサルティングによる効果は即効性がないだけでなく、具体的な数値で変化を測ることが難しいです。

しかし、コンサルティングサービスを利用することで、客観的な視点を得られるだけでなく、潜在的な課題を発見できるなど、多くのメリットを得られます。

そのため、効果が感じられないケースがあるものの、意味がないという訳ではないことを覚えておきましょう。

コンサルティング営業とは?

コンサルティング営業とは、営業職のひとつです。

顧客の抱える課題に対して解決策を示すことで、商品・サービスの売り込みにつなげます。

コンサルティング営業には、自社の商品・サービスを押し売りするというよりも、顧客の課題解決に重きを置いて信頼関係を構築することが求められます。

ただ、自社の売上にはつなげる必要があるため、顧客の課題解決を優先しつつも自社の商品・サービスを提案する必要があるのです。

フリーランス向けの好条件コンサルティングの獲得はExperty

Expartyでは週1時間の内容から週5日対応まで、求める働き方に合わせた案件の紹介が可能です。

さらに安定して稼働していただくために業界初の給与保証を設け、利用者の約90%が継続して案件を獲得しています。

また、Expartyを運営するコロニーは大手上場企業120社以上とのコンサルティングプロジェクトを行っており、コンサルティングファームの下請けではないため、多数の低マージン・高額案件の紹介も可能です。

新規事業開発案件が最も多く、他にも人事・IT/PMO・マーケティング・デザイン案件など多岐に渡ります。

なお、案件の半数以上が100万/月以上の案件です。

コンサルティングの基礎やプロジェクトの進め方についてサポートも行っているため、自分の得意分野で存分に力を発揮することができます。

コンサルタントとしての今後のキャリア設計を広げていきたい方は、ぜひ登録・利用してみてください。登録はこちら

まとめ

コンサルティングとは、クライアントの困りごとを解消するために、問題や原因を見つけ解決する仕事です。

クライアントの業界や仕事内容、立場によってコンサルティング内容は細かく変化するため、業務内容は多岐に渡ります。

さらに問題解決に向けた情報収集や分析・論理的思考・高いコミュニケーションスキルなどが求められるため、高いプロ意識が必要です。

また、コンサルタントはファームとフリーで業務スタイルや報酬が大きく異なります。

Expartyではフリーランスの方向けにコンサルタントの求人情報を数多く紹介しています。

働き方にあった求人の紹介や、高額案件の紹介も可能です。

さらに案件獲得に向けてサポート体制も充実しているため、コンサルタントとして独立を考えている方はぜひ登録・利用を検討してみてください。登録はこちら

記事監修者の紹介

アメリカの大学を卒業後、株式会社NTTデータに入社。
コンサルティングファームへ転職しデロイトトーマツコンサルティング・楽天での事業開発を経て、取締役COOとして飲食店関連の会社を立ち上げ。
その後、コロニー株式会社を創業。