コンサルタントはやめとけと言われる理由とは?向いていない人の特徴を紹介

「コンサルタントはやめとけと言われるのはどうして?」
「コンサルタントは落ちこぼれって本当?」
と疑問をお持ちの方はいませんか。
プレッシャーが大きいことやワークライフバランスの維持が難しいことなど、コンサルタントはやめとけと言われる背景にはさまざまな理由があります。
今回の記事では、コンサルタントに対するイメージややめとけと言われる理由、コンサルタントに向いていない人の特徴などについて解説します。
コンサルタントの魅力についても説明していますので、ぜひ参考にしてください。

目次
コンサルタントはやめとけと言われる?

インターネットやSNSなどでは、「コンサルタントはやめとけ」という意見を見かけることがあります。
以下でSNS上の意見を確認していきましょう。
コンサルという職業を選んだら「教えてくれない」や「育てて欲しい」とか「新人だから」という考えは捨てた方がいいと思う。「ノー指示が当たり前」「勝手に育つのが当たり前」「フィーを貰っている以上何らかの形で価値を出す」という気概を持たないといけない。受け身な人は向いていないからやめとけ
— TAJITAJI😶フリーコンサル@業務コンサル (@tajiro333) September 5, 2023
【安易なコンサル入社はやめとけ🫵🏻】
— ハク🌹@25卒 (@haku_bagero_25) August 3, 2024
最近は採用を拡大しているコンサルですが、脳死で入社は絶対ダメ🤡理由は以下の通り↓
・時間当たりの業務負荷が高い(JTCならゆるゆると3時間でやる業務を1時間で終わらせたりする)
・地頭強者かつ努力出来る人ばかり
・↑の人と常に競争に晒される
このように、コンサルタントはやめとけと言われることがあるのです。
そもそもコンサルタントの仕事内容とは
コンサルタントには、クライアント企業の課題に対して、調査や分析を行った上で適切な提案を行う役割が期待されます。
クライアントが納得するような提案を用意するにあたり、情報収集やデータ分析、資料作成などさまざまな仕事に対応します。
コンサルタントの仕事内容については、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:コンサルタントの仕事内容とは?年収ややめとけと言われる理由を解説
コンサルタントはやめとけと言われる理由

ここでは、コンサルタントはやめとけと言われる理由を紹介します。
プレッシャーが大きい
コンサルタントはプレッシャーが大きい仕事です。
クライアント企業はコンサルティングファームに対して多額の費用を支払っており、コンサルタントはその期待に応える必要があります。
資料ひとつにしてもクオリティが低いものだと、上司から厳しく指摘されてしまうでしょう。
さらに、コンサルティング業界は実績が自身の評価に直結する傾向があります。
そのため、常に結果を残す必要があり、プレッシャーを感じやすいのです。
スケジュールが忙しい
コンサルタントはスケジュールが忙しい傾向にあります。
クライアント企業が納得するような提案をするためには、情報収集やリサーチ、分析などに膨大な時間を費やす必要があるためです。
特にプレゼン前は資料作成などで長時間労働になることも珍しくありません。
プロジェクトによっても変わってきますが、以下のタイミングは忙しくなりやすいです。
- プロジェクトの開始直後
- 中間報告会前
- 最終報告前
上記以外のタイミングは、比較的時間に余裕があります。
常に情報収集が必要
日常的な情報収集が必要である点も、コンサルタントはやめとけと言われる理由のひとつでしょう。
プロジェクト開始直後は業界や競合他社などについて知識をインプットする必要があります。
さらに、最新技術や社会情勢などのニュースも毎日確認しなくてはいけません。
他にもコンサルタントのリサーチ業務では、インタビューなどの定性調査、アンケートなどの定量調査を行うこともあります。
向上心が高い人が多い
コンサルタントは意欲的で向上心がある人が多い印象があります。
コンサルティング業界は実力主義の風潮が強く、継続的な自己成長が求められるためです。
特に外資系では「Up or Out(昇進するか退社するか)」という言葉が使われることがあります。
これは「成長できる環境を求めて常に変化していく風潮」を表したものです。
このような風潮や考えのもとで働くのはプレッシャーを感じやすいため、コンサルタントはやめとけと言われているのでしょう。
ミーティング前の準備が大変
クライアント企業とのミーティング前は激務になりやすいです。
例えば、中間報告会前や最終報告前にプレゼンを準備する必要があります。
資料作成のほか、上司とプレゼン内容を擦り合わせしたり、不足しているデータを用意したり、仕事量が多くなりやすいためです。
そのため、コンサルタントはワークライフバランスを保ちづらいと言われています。
プライベートを充実させたい方や、一定の働き方を理想とする方にとっては、コンサルタントは大変な仕事と言えるでしょう。
転職しづらい可能性がある
コンサルタントは転職しづらいと言われることがあります。
転職市場ではニーズがあるように見えるコンサルタントですが、特定の専門スキルがないと事業会社等への転職難易度は高まるでしょう。
そのため、基礎的なビジネススキルのほか、専門性をどのように身につけるか、コンサルタントとしての経験をどうアピールするかが課題になります。
コンサルタントからのキャリアチェンジを考えている方は、定期的にキャリアの棚卸しを行い、戦略を立てることをおすすめします。
コンサルタントに向いていない人の特徴

コンサルタントには向き・不向きがあります。
以下でコンサルタントに向いていない人の特徴を説明するので、自分の適性を見極めましょう。
体力がない
コンサルタントは体力が必要な仕事と言われています。
プレゼン前などは長時間労働になりやすいですし、スケジュールが変動的であるためです。
体力が不足している場合、思うように業務をこなせずに苦労するでしょう。
家事などプライベートの時間が疎かになってしまうコンサルタントも少なくありません。
ただ、近年は働き方改革に取り組むコンサルティングファームも増加しています。
そのため、以前よりも働きやすさが向上していると言えるでしょう。
ストレス耐性がない
コンサルタントには肉体的な体力のみならず、精神的な強さが求められます。
クライアント企業の経営層とやり取りをしたり、クオリティの高いプレゼン内容が求められたりなど、プレッシャーを感じる場面が多いためです。
さらに、上司からの期待に応えたり、自己成長が求められたり、常にプレッシャーを感じながら仕事に取り組むことになります。
そのため、ストレス耐性がない人や繊細な人は、コンサルタントには向いていないかもしれません。
成長意欲がない
成長意欲がない、もしくは低い人は、コンサルタントには向いていません。
常にスキルアップが求められるため、成長意欲がないとコンサルタントとしてのキャリアを築いていくことは難しいでしょう。
周りと比較してキャリアアップのタイミングが遅れてしまうと、モチベーションの低下を招きます。
コンサルティング業界ではスピーディーな成長が求められることを理解して、自分の適性やキャリアの方向性を考えることが大切です。
知的好奇心が低い
コンサルタントに向いていない人の特徴に、知的好奇心が低いことが挙げられます。
知的好奇心とは、自分の知らないことへの興味・関心、物事をより深く理解したいという気持ちのことです。
コンサルタントはプロジェクトごとに新たな知識をインプットする必要があります。
クライアントと共通言語でコミュニケーションを取れないと、信頼を獲得できません。
そのため、新たな知識のインプットに抵抗がある人や、継続的な学習が苦手な人は、コンサルタント以外の職種を検討しましょう。
ネガティブ思考
ネガティブ思考もコンサルタントに向いていない人の特徴です。
もちろん、「プロジェクトが上手くいかないのでは?」という不安やネガティブな思考がリスクマネジメントや準備へのモチベーションにつながることもこともあります。
しかし、常にプレッシャーにさらされているコンサルタントには、「プロジェクトを絶対に成功させる」という気概も求められます。
ピンチをチャンスに変えられるようなポジティブさは、プロジェクトを完遂する上で重要な要素でしょう。
ネガティブ思考の人は、コンサルタント以外の職種も視野に入れてみましょう。
コンサルタントの魅力

「コンサルタントはやめとけ」という意見がある一方で、コンサルタントの仕事にはさまざまな魅力があります。
以下で、コンサルタントとして働くメリットについて確認していきましょう。
年収が高い
コンサルタントの平均年収は、高い水準に位置しています。
業種によって異なりますが、コンサルタントの平均年収は「600万円程度」です。
国税庁のホームページによると、令和5年度における全国の平均年収は「460万円」でした。
このことからコンサルタントの平均年収は高いことが伺えます。
さらに、スキルによっては1,000万円以上の年収を目指すことも可能です。
コンサルタントの平均年収については、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:フリーランスのコンサルタントの年収は?フリーランスは儲かる?レベル別・案件種別の目安年収と案件単価を紹介します
参照:国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」
市場価値が高まる
転職市場ではコンサルタントの経験が評価されやすいです。
コンサルタントは高度なビジネススキルが求められる職種であり、転職に有利と言われています。
特にプロジェクトを成功させた経験や実績があれば、別のコンサルティングファーム、および事業会社への転職成功率が上がるでしょう。
ただ転職先によっては専門性が求められることもあるため、キャリアパスに応じたスキルアップも欠かせません。
大きな達成感を味わうことできる
コンサルタントはプレッシャーが大きい仕事である分、達成感も大きいです。
プレゼンに向けて必死に考えた提案が採用されれば、達成感を得られるだけでなく、実際の評価にもつながります。
さらに、コンサルタントはクライアント企業の経営課題に携わるため影響力も大きく、大きなやりがいを得られるでしょう。
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まとめ

今回の記事では、コンサルタントへの転職に興味がある方に向けて、コンサルタントに対するネガティブなイメージ、コンサルタントはやめとけと言われる理由、コンサルタントに向いていない人の特徴について解説しました。
コンサルタントはクライアントワークという仕事柄、スケジュールが忙しくなりやすいだけでなく、プレッシャーを抱えながら業務に取り組みます。
そのため、体力がない人やネガティブ思考な人、知的好奇心が低い人などは、コンサルタントに向いていないかもしれません。
一方で、高収入を目指せる、スピーディーに成長できるなど、コンサルタントという仕事には多くの魅力があります。
コンサルタントを目指している方は、ぜひExpertyに登録して、具体的な案件内容をチェックしてみてください。

記事監修者の紹介
アメリカの大学を卒業後、株式会社NTTデータに入社。
コンサルティングファームへ転職しデロイトトーマツコンサルティング・楽天での事業開発を経て、取締役COOとして飲食店関連の会社を立ち上げ。
その後、コロニー株式会社を創業。